鉄道 油庫 | レンガ積・石造りなど、風情のある油庫(ランプ小屋・燃料庫・危険物保管庫・カーバイト庫・灯室など)を、リストにまとめました。 |
・・・なので、近年のコンクリート・ブロック製などは原則除外します。なお、比較対象として重要なものは、鉄道以外・国外の油庫であっても記載しました。また、情報の不足、滅失、正確性等については責任を持てません。さらに、大谷石など石材の種別・区別が判然としない箇所があります。 |
線 区 | 駅 名 (構造・建物財産標等に記載の年月) |
釧網本線 | 川湯温泉 (木造) |
釧網本線 | 摩周 (木造?モルタル・昭和4年4月?) |
石北本線 | 遠軽1 遠軽2 (木造) |
石北本線 | 博物館網走監獄内 (☆レンガ積み・油庫に似た独居房・明治末期) |
根室本線 | 山部1 山部2(☆レンガ積み・明治44年) |
根室本線 | 金山1 金山2(☆レンガ積み・明治44年) |
根室本線 | 十弗(レンガ積み)現在は滅失。 |
根室本線 | 浦幌(☆レンガ積み・明治44年8月)実際の築造は明治40年12月とされる |
室蘭本線 | JR貨物 苗穂車両所 輪西派出(☆レンガ積み)東室蘭駅~輪西駅間 |
札沼線 | 旧・石狩月形駅 近く(☆レンガ積み・寄棟屋根)元、樺戸集治監内 |
函館本線 | 旧・神居古潭駅(木造トタン葺き) |
函館本線 | 小樽築港(☆レンガ積み・大正7年12月) |
函館本線 | 黒松内1 黒松内2 (☆レンガ積み) |
函館本線 | 渡島大野 新函館北斗(☆レンガ積み・明治44年) |
旧手稲線 | 手稲・現小樽市鉄道博物館内(☆石積み・明治31年頃) |
室蘭本線 | 伊達紋別1 伊達紋別2(木造トタン葺き・大正14年?) 現在は滅失 |
津軽鉄道 | 津軽五所川原 比較的大型、石積みの油庫が在るようです |
奥羽本線 | 碇ヶ関(レンガ積み・明治28年8月)現在は滅失 |
奥羽本線 | 早口(レンガ積み・明治32年8月) |
奥羽本線 | 鷹ノ巣1 鷹ノ巣2 (☆レンガ積み・明治32年8月) |
奥羽本線 | 二ツ井(レンガ積み・明治34年8月) |
奥羽本線 | 関根(石積み)・滅失 |
奥羽本線 | 板谷(旧駅の方・石積み)・滅失 |
奥羽本線 | 庭坂(☆2色のレンガ積み) ※N |
羽越本線 | 羽前大山(バラック) |
山田線 | 川内・木造の油庫らしき建物が在った。現在は滅失。 |
花輪線 | 荒屋新町(木造) |
青い森鉄道(旧東北本線) | 上北町(☆レンガ積み) |
青い森鉄道(旧東北本線) | 剣吉(木造トタン葺き丸屋根) |
IGRいわて銀河鉄道(旧東北本線) | いわて沼宮内 (新幹線工事のため滅失・形状は松川駅のものに似た、丸屋根レンガ積みでしたが、扉の上はアーチ型をしていました。) |
東北本線 | 品井沼(大谷石) 現在は滅失。 |
東北本線 | 白石1 白石2(☆レンガ積み・丸屋根)中はギャラリーとして使用されている。 |
東北本線 | 越河(石積み)・滅失 |
東北本線 | 桑折(レンガ積み・丸屋根) |
東北本線 | 伊達(レンガ積み・丸屋根) |
東北本線 | 松川(☆レンガ積み・丸屋根) |
東北本線 | 安達(☆石積み・片流れ屋根・旧い窓枠が残っている) |
東北本線 | 二本松(☆石積み・片流れ屋根) |
東北本線 | 本宮(石積み・片流れ屋根) |
東北本線 | 日和田(石積み)・滅失 |
東北本線 | 白河(☆大谷石・大正9年12月) ※N |
東北本線 | 豊原(石積み)・滅失 |
東北本線 | 黒田原(コンクリート・片流れ・旧い木製の裏窓枠が残っている) |
東北本線 | 野崎(レンガ積み・元丸屋根を改修・明治30年) |
東北本線 | 矢板(レンガ積みだが外観は大きく損なわれている) |
東北本線 | 片岡(レンガ積み・元丸屋根を改修・明治30年12月) ※N |
東北本線 | 氏家(レンガ積み・丸屋根・明治42年) |
東北本線(烏山線) | 宝積寺(大谷石・片流れ屋根) ※N |
東北本線 | 間々田(駅再開発により滅失した模様) |
旧栗原電鉄 | 若柳(モルタル)くりでんミュージアム内 |
陸羽東線 | 川渡温泉(木造) 駅構内には木造2線機関庫も残されている。 |
烏山線 | 大金(大谷石・片流れ屋根) ※N 駅舎新築に伴い現在は滅失した模様 |
烏山線 | 烏山(モルタル・大正12年) 駅舎新築に伴い現在は滅失した模様 |
日光線 | 鶴田(大谷石・片流れ屋根・現在は滅失した模様) |
日光線 | 今市(大谷石・大正9年) |
磐越西線 | 馬下(☆レンガ積み・明治43年) |
磐越西線 | 山都1 山都2(☆レンガ積み・明治42年・雁木を有す) |
常磐線 | 坂元(レンガ積み・震災・津波により土台を残して滅失) |
常磐線 | 磐城太田(久ノ浜のものに似た油庫があった。現況不明) |
常磐線 | 小高(☆レンガ長手積み・丸屋根・明治31年。震災を乗り越え現存) |
常磐線 | 富岡 |
常磐線 | 久ノ浜1 久ノ浜2(☆レンガ長手積み・丸屋根・明治30年) |
常磐線 | 草野1 草野2(☆レンガ長手積み・丸屋根・明治30年) |
常磐線 | 佐和 跨線橋近くの油庫(レンガ積み・丸屋根)は震災で全壊滅失。 駅北側に油庫(大谷石)そっくりの建物がある。 |
常磐線 | 内原(駅・再開発により消滅・レンガ積み・大正8年) |
水郡線 | 磐城棚倉(木造) 後日、油庫ではなく木造倉庫と判明。 |
水戸線 | 福原(レンガ積み) |
水戸線 | 岩瀬(丸屋根・モルタル造りの油庫があった。建物財産標にはM-31と刻印。現在は滅失) |
わたらせ渓谷鉄道 | 相老1 相老2(レンガ積み・片流れ屋根) |
わたらせ渓谷鉄道 | 神戸1 神戸2(☆レンガ積み・片流れ屋根) |
わたらせ渓谷鉄道 | 足尾1 足尾2(☆レンガ積み・片流れ屋根) |
わたらせ渓谷鉄道 | 足尾本山(貨物廃駅)(レンガ積み・片流れ屋根)TV番組・鉄道紀行中井精也のてつたび わたらせ渓谷鉄道の回に、油庫が写っている。 |
秩父鉄道 | 波久礼(モルタル) |
秩父鉄道 | 野上(モルタル) |
秩父鉄道 | 皆野(モルタル) |
両毛線 | 国定(☆大谷石・片流れ屋根・明治42年12月) |
両毛線 | 岩宿(☆大谷石・丸屋根) |
両毛線 | 佐野 元々存在しない? |
NEW 上信電鉄 | 上州富岡駅近く富岡製糸場内 (レンガ積み・大正期) |
高崎線 | 高崎(変形コンクリート・昭和6年) |
高崎線 | 新町(☆レンガ積み・丸屋根) |
外房線 | 長者町(木造・大正11年4月) |
外房線 | 上総一ノ宮(木造モルタル・昭和2年4月) |
内房線 | 青堀(木造) |
内房線 | 大貫(木造) |
内房線 | 佐貫町(木造) |
東海道本線 | 大森(丸屋根・コンクリート造り) 蒲田寄り東側に、市ヶ谷のと似たものが在る。 |
東海道本線 | 原(☆レンガ積み・明治33年3月)フランス積み |
東海道本線 | 藤枝(☆レンガ積み・明治22年4月)フランス積み |
東海道本線 | 木曽川(☆レンガ積み・移設・保存) |
東海道本線(美濃赤坂線) | 美濃赤坂(☆レンガ積み・片流れ屋根) |
御殿場線 | 松田(☆木造・大正14年10月) |
御殿場線 | 裾野1 裾野2(☆大谷石・明治21年5月) |
中央線 | 市ヶ谷(☆丸屋根・コンクリート造り)中央快速線に乗ると市ヶ谷から四ツ谷寄り数百mに、元危険物倉庫が見えますが、夏は雑草の中に埋もれてしまいます。 |
中央本線 | 初狩(木造・明治42年12月) |
中央本線 | 甲府 油庫は解体されモニュメントが残されている。明治36年 |
アルピコ交通上高地線 | 森口(木造) 現在は滅失 |
身延線 | 身延(レンガ積み・昭和17年10月) |
飯田線 | 中部天竜(コンクリート・ブロック) |
武豊線 | 半田(☆レンガ積み・寄棟屋根・明治44年12月) |
しなの鉄道 | 大屋(木造) 油庫ではなく木造倉庫と判明。 |
旧信越本線 | 小諸1 小諸2(☆レンガ積み) |
信越本線 | 二本木1 二本木2(☆レンガ積み・明治43年9月) |
信越本線 | 三条1 三条2(☆レンガ積み・幕上はコンクリ・明治45年3月)変形長手積み(Flemish golden bond or Raking stretcher bond) |
北陸本線 | 市振(☆レンガ積み・雁木を有す・明治41年10月) |
北陸本線 | 東富山(☆レンガ積み・明治41年9月) |
北陸本線 | 津幡(☆レンガ積み・現在は滅失したと思われる) |
北陸本線 | 敦賀港駅跡1 敦賀港駅跡2 (旧・金ケ崎・明治15年頃)(☆レンガ積み) |
養老鉄道 | 揖斐1 揖斐2(木造) |
養老鉄道 | 西大垣(木造) |
養老鉄道 | 養老(木造) |
奈良線 | 稲荷(☆レンガ積み・明治12年10月)現存する国鉄最古の建物とされていた |
関西本線 | 柘植(レンガ積み・明治23年2月) |
関西本線 | 加茂(☆レンガ積み・明治30年10月) |
小浜線 | 美浜(コンクリートブロック・モルタル上塗り?) |
小浜線 | 小浜(コンクリートブロック・モルタル上塗り?) |
小浜線 | 若狭本郷(コンクリートブロック・モルタル上塗り?大正10年3月) |
京都丹後鉄道 | 宮津1 宮津2(モルタル) |
加古川線 | 粟生(レンガ積み・屋根が丸かった。現在は滅失したと思われる) |
山陽本線 | 通津(部分レンガ積み)トイレに改装されている |
山陽本線 | 西高屋(木造・大正15年3月) 現在は滅失 |
芸備線 | JR貨物広島車両所(レンガ積み・1944年12月)矢賀駅北方に被爆した油庫が在るらしい |
予讃線 | 伊予西条(☆レンガ積み・大正10年頃) |
土讃線 | 善通寺(木造跨線橋の下に、灯室が設けられている) |
平成筑豊鉄道 | 勾金(☆レンガ長手積み) |
筑豊本線 | 中間(木造モルタル・大正3年4月15日) |
筑豊本線 | 直方(☆レンガ積み) |
唐津線 | 山本(レンガ積み・現在は滅失したと思われる) |
大村線近く | 針尾送信所内(鉄筋コンクリート・鉄道油庫には無い乱張り石壁・大正10年) |
日豊本線 | 椎田(木造・明治30年9月20日) |
日豊本線 | 今津(木造・明治30年9月25日) |
日豊本線 | 日代(コンクリ) |
日豊本線 | 重岡(石積み)Googleストリートビューで存在が確認できた。現在は滅失。 |
久大本線 | 豊後森(モルタル・昭和4年10月4日) |
肥薩線 | 人吉(石積み) |
肥薩線 | 吉松1 吉松2 (石積み)燃料庫・近代化産業遺産 |
鹿児島本線 | 大牟田1 大牟田2 (☆レンガ積み) |
鹿児島本線 | 有佐(レンガ積み・2014年駅舎の建替えの際に滅失とのこと) |
鹿児島本線 | 八代(石積み) 現在は滅失 |
台湾 縦貫線 | 楠梓(レンガ積み) |
台湾 東部幹線 | 大里(レンガ積み) |
レンガ積 | 石積・コンクリート等 | 木造等 | 滅失 | 未訪問・他 |
※N ☆ 参考文献1 参考文献2 |
神奈川県N様より情報を頂きました。有難うございました。 おすすめ油庫。 アラディン建築 -赤煉瓦のランプ小屋- 臼井茂信 (鉄道ファン1989年7月号) 旅してみたい日本の鉄道遺産 三宅俊彦著 山川出版社 2009年 |
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