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台湾 大里駅油庫 2024年最初のupは、ヒガミちゃんが、旅行先の台湾から、これ見よがしに
油庫の写真を送りつけてきたので、ご紹介・・・承認欲求に囚われていますな・・・

写真提供 ヒガミちゃん 2024/02/24
先ずは
東部幹線の宜蘭運務段に残る給水塔とお宅の好きな車止め。

・・・とのこと。
車止めの基本的なフォルムは、
コンクリート枕木とレール締結金具以外、日本と同じですが、
箱は緩衝器なのでしょうか?・・・
それにしては位置が違うような・・・

写真提供 ヒガミちゃん 2024/02/24
レンガ台座の給水塔。
未だ石炭車はおろか、車掌車まで健在の様です・・・
今では、台湾の方が昔の日本の風景に近くなってしまったようです。


写真提供 ヒガミちゃん 2024/02/24
タンク体のリベットは、自作模型のように微妙に乱れて打たれています・・・
模型化の際は、この様なところにも注意を払いたいところ。

あんたのリベットは、機械で打つから味が無い! 揃いすぎ!
と怒られてます。

レンガは一番上が焼き過ぎレンガを使って色調を替えています。
レンガの積み方は、小口積み (Header bond) のように見えます・・・

小窓周囲の作り方が、日本と少し違うような気がします。



写真提供 ヒガミちゃん 2024/02/24
東部幹線の大里駅近くに在った油庫と給水塔。
ということで、先ず大里駅前・・・

写真提供 ヒガミちゃん 2024/02/24
油庫と思われる建物・・・
工事中の為、これ以上近づけなかったそうです。

レンガの積み方は Stack bond で強度的な配慮は、なされていないようです。
軒天が丸いのが、珍しいですが、
日本国内の倉にも、似た様なのが在ります。

2015/06/26
軒天が丸い倉は青森県に多い・・・
津軽線沿線のどこか。

2015/06/26
三厩駅付近の倉・・・

2015/06/26
カラートタンで覆った倉。
津軽線 油川駅近く

2015/06/27
倉ではなく近代建築ですが・・・北海道 三笠市民会館の例。

軒天を丸くするのは、周辺から火災が迫った際、
軒の焼失を防ぐ為、熱気が軒下に滞留しない配慮と思うのですが、
実際のところどうなんでしょう?

写真提供 ヒガミちゃん 2024/02/24
給水塔・・・
近すぎて全部は入り切らなかったのかな?

油庫と同じく、軒天に相当する部分が丸く仕上げられている様に見えますが、
よく見ると、直線的な施工で、油庫と同じ意匠で作られたという訳ではなさそうです。

レンガ積みは、強度の高い英国積み (English bond) です。


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