小高駅 | ヒガミちゃんから、小高駅に行けるようになったよ・・・油庫、 撮りに行かないの?・・・と実におせっかいな電話があり・・・ |
仕方がないので、青春18切符で出かける事にしましたが、 小高駅の油庫の現況はネットにも情報が無く・・・ まだまだ心配な福島第一原発をかすめて小高駅へ向かうことに・・・ |
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2016/07/30 | |
自宅を朝5時に出立・・・ 途中、水戸駅では暫く見ることのなかった EF81 に遭遇・・・ 北柏 525 レ 我孫子 528 542 レ 水戸 658 |
2016/07/30 | |
EF81 95号機も・・・ 水戸 718 レ いわきで遅延特急と接続の為941発 竜田 954(実際には1010着) |
2016/07/30 | |
久ノ浜駅では油庫が健在なことを確認・・・ 停車中、HDRで撮影・・・ |
2016/07/30 | |
いわきで特急遅延の接続を取った為、少々遅れましたが 一日わずか2往復しか運行していない、代行バスは待っていてくれました・・・ 勿論、青春18きっぷで乗車可能です。 竜田 1005(実際は1012発) |代行バス 小高 1100(1107着) |
2016/07/30 | |
代行バスの車内にはGPSの地図モニターがあり、 「現在の車内空間線量率」や・・・ 「原ノ町〜竜田駅を一回移動したときの外部被ばく線量の計算値 0.0003mSv」の表示・・・ 窓も開けないでくださいと云われ、早速、物々しい雰囲気を煽っていますが・・・ ちなみに胸のレントゲン被曝量は多くても0.3mSv程度ですので、 表示から計算すると被曝量は、レントゲンの1000分の1程度です・・・ |
2016/07/30 | |
放置され、崩壊の始まっている店舗・・・ |
2016/07/30 | |
元は水田だった所とおもわれますが、雑草が生い茂る荒地に変貌・・・ いずれは森林になってしまうのでしょう・・・ 先祖伝来の田畑がこのようになってしまって、所有者の心中はいかばかりか・・・ |
2016/07/30 | |
原発工事のクレーンが遠くに林立するところまで来ますと、 車内の乗客は一斉にシャッターを切っていましたが、 私は反対側席だったので、あっけにとられて眺めるだけ・・・ 一応、サーベイメーターも持って来てまして、線量が高そうなので測ってみました・・・ 1.62 μSv/h で通常の一桁上・・・さすがに高い・・・ しかし、物見高い我々とは違って、現場では、はるかに高線量の中、 収束に向けての過酷な作業されている方も大勢いるわけで・・・ それを考えると頭が下がる思いです・・・ |
2016/07/30 | |
「注意 この先、帰還困難区域につき通行制限中です」の看板・・・ |
2016/07/30 | |
常磐線の不通区間・・・ バラストが古い茶色のままで、 一部の架線柱には、ツタが高くまで絡まっているところも・・・ この辺りは未だ除染作業等、手が付けられていないようです・・・ |
2016/07/30 | |
小高駅の跨線橋が見えてきました・・・写真の右側に常磐線との立体交差があり、 バスはそちらから駅前へ回り込みます・・・ |
2016/07/30 | |
代行バスを降り、小高駅前の様子・・・ |
2016/07/30 | |
辺りを見回すとレンガの影が・・・ 駅員さんに駅構内に入る許可を頂き・・・ |
2016/07/30 | |
震災にも耐え、よくぞ残っていてくれました・・・ 付近には、佐和駅や坂元駅のように、地震で倒壊したり、津波に流された油庫もあります・・・ 手前の柱の一部が破損していますが、何時の時点での破損かは不明・・・ |
2016/07/30 | |
油庫手前には彩り豊かな花々・・・ 建物は 久ノ浜駅 の油庫と基本的に同一スタイルですが、 軒先の処理、レンガの段数に異なる部分も見受けられます。 また、久ノ浜は基礎に大谷石が使われていますが、こちらには在りません。 レンガは同じく長手積みで、寸法も約 230 ×110 ×60mm で同一と思われます。 建物の外形寸法は W 2970 × D 2050 mm |
2016/07/30 | |
建物財産表 鉄 危険品庫−1 MS−31 とあります・・・ MとSは重ねて打刻してあり、修正したつもりでしょうが、 これでは、どちらが本当かよくわかりません・・・ 因みに小高駅は明治31年、日本鉄道の駅として開業しています・・・ |
2016/07/30 | |
一応、地表面の放射線量の測定・・・0.17μSv/h で、自宅と変わらないレベル・・・ 除染が行き届いているようです・・・これならこれからも安心して訪問できますな・・・ なお、このサーベイメーターは地元、柏市で 放射能の、ホットスポット騒ぎがあったときに、購入したものです・・・ |
2016/07/30 | |
窓は網入りガラスに換えられています・・・ 反対側の妻面も同様に窓が一つ・・・背面はレンガのベタ壁です。 できれば、元の形に復元して、久ノ浜の油庫と共に登録有形文化財を目指して頂きたいと思うところ・・・ 手始めに案内板などを建てて、注目を集めて欲しい・・・ |
2016/07/30 | |
距離標と共に・・・距離も変更になったのでしょうか・・・ |
2016/07/30 | |
折り返しとなる電車が来ました・・・ バラストは全て新品に入れ替えられている事が判ります・・・ 小高 1152 レ 相馬 1219 |
2016/07/30 | |
一旦、鉄道の開通している反対側の相馬駅まで来ました・・・ 18キッパーと思われる人たちのほとんどは、 この後、さらにまた代行バスで仙台方面へ向かったようです。 また途中の磐城太田駅にも油庫が在ったはずですが、 その存在は車窓からは確認できませんでした・・・ 相馬 1304 レ 鹿島 1316 |
2016/07/30 | |
2駅引き返して鹿島駅に到着・・・ |
2016/07/30 | |
駅名標・・・ |
2016/07/30 | |
ピットをHDRで撮影・・・ |
2016/07/30 | |
電車が来まして・・・ 鹿島 1427 レ 原ノ町 1432 |
2016/07/30 | |
さらに1駅引き返して原ノ町・・・食事にありつけず、アイスなどで済ます・・・ 原ノ町 1655 |代行バス 竜田 1820 |
2016/07/30 | |
原ノ町から帰途に・・・再び代行バスで・・・ 写真は除染廃棄物を集めたと思われる、おびただしい数の黒い袋・・・ |
2016/07/30 | |
帰還困難区域の看板・・・ |
2016/07/30 | |
営業していない店舗・・・中はそのままのように見えます・・・ 原発の電気を使用してきた者として、この惨状は目に焼き付けておかねばなりません・・・ |
2016/07/30 | |
竜田駅まで戻ってきました・・・ |
2016/07/30 | |
駅前など主要ケ所には線量計が設置されています・・・ 太陽電池で作動するようになっているのが、なんとも皮肉・・・ |
2016/07/30 | |
竜田駅に電車が入線してきました・・・ 竜田 1833 レ いわき 1904 1908 レ 水戸 2044 2059 レ 我孫子 2219 2236 レ 北柏 2239 水戸からは駅弁を買って、グリーン車で・・・ 北柏の自宅を5時に出て、帰着は23時近く・・・ それでも丸々1日を費やした甲斐はありました。 |
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