無軸_top
石北本線 初夏の「おときゅう」2日目。まずは石北本線から・・・そういえば、出掛けにヒガミちゃんは、
北海道全線踏破しちゃうと、生きる目標が無くなっちゃうんじゃないのとか・・・

今後に楽しみは、取っておいた方が好いんじゃないのとか・・・
どういうわけか、妨害・阻止したい様子だったのですが、
もちろんそんな戯言を意に介す訳も無く・・・
2017/07/01
旭川を出ますと蔵形式の立派な倉庫とか・・・

旭川 700

上川 813

2017/07/01
レンガ倉庫も・・・後方の屋根に突き出ているものは何?

2017/07/01
新旭川では、先回の北海道行の際、わざわざ下車して撮影した、
個性的な第三種甲車止め・・・
今回は、夏が近いので雑草に埋もれつつあります・・・

2017/07/01
安足間(あんたろま)駅にもレンガ倉庫。
他にも駅前にレンガの農業倉庫が在る駅が多く・・・
その他、伊香牛駅前には車輪の展示が在るのを見ました。

2017/07/01
各駅列車は上川駅止まり・・・
この先に行くには、次の特急を待たなければなりません・・・
待合室ホーム上屋が妙に凝っている・・・

2017/07/01
上川駅正面・・・

2017/07/01
周辺を探索します・・・
北海道ならではのタンポポに囲まれたメルヘンチックな風景。

2017/07/01
除雪時にホームの在りかを示す為の標識と思われます。
背景はイングリッシュガーデンと化しています。
このような景色に誰も注目しないのが不思議・・・

2017/07/01
特急オホーツクの入線。
旭川駅のみどりの窓口で、この指定券を追加購入したのですが、
窓口嬢が、上川~遠軽と確認して、プッと笑ってました・・・
閑散駅から閑散駅・・・そんなに可笑しい?

しかし、周辺はお花畑と化していますし、
ホームの各柱には丁寧に鉢植えがされています。
都会の駅では見られない風景です。

上川 813 917
        レ オホーツク1
遠軽 1029

2017/07/01
2015年に続いて、石狩川沿いの昨年台風の被害修復箇所・・・
路盤が大きくえぐられ流出し、2016/8/24から9/31まで長期に渡って不通となっていました。
川側へ張り出す形でコンクリートで補強されたようです。
その上を散歩できそうなぐらい・・・鉄柱は落石覆いの支柱・・・

2017/07/01
中越信号所(保線詰所)・・・
この辺りだったか、変わった第3種甲車止めを見ました・・・
また、調査に来なければ・・・とは言っても信号所では来る手段がない・・・

2017/07/01
オホーツクは遠軽に到着しまして、進行方向が替わります・・・

2017/07/01
スイッチバックし、網走へ向かって行きました・・・

2017/07/01
遠軽まで来た・・・
遠くまで来たーという感じ。
今では隣駅が左側だけに書かれている駅名標。

2017/07/01
駅本屋は小高いところにあります・・・
湧別川の河岸段丘の為と思われます・・・

2017/07/01
線路からも良く見える、赤レンガの蔵を見てきます・・・

2017/07/01
正面窓の拡大・・・雁木になっている部分もあって、凝った積み方です・・・

2017/07/01
背面には比較的小さな出入口・・・
周辺の建物は取り壊し中、だんだん寂れていってしまう・・・

2017/07/01
近くの別の赤レンガ倉庫は、ビアガーデンに改装されていました・・・
活用されて残されていく事は、なによりです・・・

2017/07/01
遠軽駅遠景・・・簡素な勾配標と共に・・・ここでも花々が元気。

2017/07/01
跨線橋の上から・・・気動車の居る辺りに転車台が在り・・・
写真、右手が北見・網走方面からの線路、左手が旭川方面からの線路。

2017/07/01
看板には「駅そむ」と書いてあるようにしか見えない駅蕎麦屋・・・
昼近くになって、漸く開店。
赤い服を着たおばさんに、ここの蕎麦はおいしいよと、
ヒガミちゃん顔負けのお薦め攻撃に遭い、食することに・・・

2017/07/01
現在の駅の終端部となっている方面を巡ってみると、
好ましい形態の木造の建物が・・・倉庫のようです・・・
入口に火気厳禁とあるので、油庫のようです。

2017/07/01
反対側をホームから・・・
建物財産標の類は見当たりませんでした・・・

2017/07/01
跨線橋から見る転車台・・・エアータンクが在るので、空気圧駆動式だったのでしょうか?
今は森になっていますが、かつては転車台を囲んで大きな扇形庫がありました。
蒸機時代はさぞかし活況を呈していたと思われます・・・

2017/07/01
跨線橋を調べていると、何と1907年製のレールを見つけました。
RSW 1907. IRJ
後で、ドイツのライン製鋼所(Rheinische Stahlwerke)のものであることが判りました。
跨線橋自体は大分改装されていたので、
古いようには見えませんでしたが、これは意外・・・

2017/07/01
建物以外にも、表記などにかつての栄華が偲ばれます。
指差称呼確認・・・指差呼称確認ではないのですな・・・

2017/07/01
指差確認・・・

2017/07/01
手動の転轍テコ・・・華やかな花々が却って物悲しさを助長・・・

2017/07/01
この列車でさらに北見・網走方面へ・・・

2017/07/01
詳しく調査すれば、ホーム上屋などにも何か発見があるかもしれません・・・
ホームへ入場できるのが発車15分前だったので、それほど時間は掛けられませんでした。
それでも駅員さんには営業規則などある中、理解・配慮して頂きました・・・

遠軽 1029 1300

網走 1605

2017/07/01
連続するSカーブ、いよいよ常紋峠が近づいてまいりました・・・
蒸機時代は峠越えの難所として知られていましたが、現在でも、
エンジンが非力かつ1軸/1輌駆動の、キハ40では、登坂できず、引き返すこともあります。
勾配は25‰ぐらい・・・
エンジンはひたすら唸っていますが、速度は自転車より遅いくらいに低下・・・

2017/07/01
常紋トンネル入り口です・・・レンガのトンネルポータル・・・
十勝沖地震でトンネルの一部を損壊・修理した際、
人骨が出土したことは有名です。
人柱として埋められたとも伝えられています。
工夫は、受刑者の他にも、騙されて連れてこられた者さえいたそうです・・・
現在の我々の生活は、そのような報われなかった犠牲の上に成り立っていることを、忘れてはなりません。

参考:常紋トンネル 北辺に斃れたタコ労働者の碑

2017/07/01
幽霊などにも出会う事なく、無事、常紋トンネルを通過、
生田原駅に着いて対向列車を待ちます・・・
駅本屋に少し見える青い案内板には次のように書かれています。

常紋トンネル殉難者追悼碑
昭和55年11月建立
駅より約300m

2017/07/01
「あいない」ではなく、「あいのない」・・・
誰ですかぁー、無軸にピッタリとか言っているのは・・・
治療の副作用でこうなっちゃったんだから、しょうがないじゃないですかぁー

2017/07/01
北見に着いて20分停車・・・45年ぶりです・・・
45年前に来た時にはC58 1が居ました。
改札外へ出て、駅前で写真を撮ったり、キオスクで土産物を物色したり・・・

1971/04/02
45年前の北見駅にて・・・C58 1と共に・・・
この機関車は幸いなことに、現在、梅小路に保存されています・・・

2017/07/01
女満別では、なぜか車掌車の群れ・・・

2017/07/01
網走駅に着きました・・・待合室の一角に設けられた販売所で駅弁を注文。
10分程待っていると、近くの製造所から出来立てが届けられます・・・

2017/07/01
ホテルで荷物を降ろして・・・ちょうど部屋から網走駅が見下ろせます・・・

2017/07/01
跨線橋詳細・・・一見、ハーフティンバー様式に見えます・・・

網走 1605 1630頃
|タクシー
博物館網走監獄 1645頃

2017/07/01
タクシーで博物館網走監獄へ・・・擬洋風の庁舎・・・
時間が無かったので、パネル展示などは詳しくは見ていないのですが、
刑務所と鉄道建設との関係が判らなかったのは残念・・・

2017/07/01
刑務官の官舎だそうです・・・
九州で見学した炭住の造りと共通するものが・・・

2017/07/01
レンガ製の独居房・・・
建物はレンガ製の鉄道油庫によく似ています・・・木扉には登録有形文化財のプレート・・・
左の案内板の解説には次のようにあります・・・()内追記

煉瓦造り独居房
明治時代、監獄内の規則を守らない者には食事の量を減らし、
(独居房で)一定の期間生活させ
る罰がありました。窓のない真っ暗な、この独居房での生活は受刑者にとって大変つらい生活でした。
この煉瓦造り独居房は、明治末期に造られ、平成3年3月に博物館網走監獄に移設しました。

2017/07/01
近づいてよく見ると、鉄格子・・・特に冬は底冷えしそう・・・
誰ですかぁ〜「無軸をこの中にぶち込みたい」と云っているのはぁー

2017/07/02
ひょっとしてこんな感じ?
翌日の網走駅にて・・・

2017/07/01
背面にも扉が在ります・・・木扉の板が斜めに貼られています・・・
レンガは刑務所内で製造されていたそうです・・・
そういえばレンガの寸法を測るのを忘れました・・・

2017/07/01
実感的な労働の様子は人形です・・・監視小屋は可愛いらしい造り・・・

2017/07/01
こんな監視小屋も・・・ライフルとかで撃たれそう・・・

2017/07/01
放射状に並ぶ舎房の一角と哨舎・・・

2017/07/01
舎房の窓にはナンバリングがされています・・・

博物館網走監獄 1645頃 1740頃
             |徒歩・途中撮影の為立ち寄り
網走 1900頃

2017/07/01
帰りがけに数少ない列車を撮って・・・
望遠の度合いが足りなく、大幅に周辺をトリミングしました・・・

2017/07/01
網走駅まで戻って様子を窺い・・・
隣駅の記載のない駅名標・・・

2017/07/01
ホテルの自室で、先ほど駅で購入しておいたホタテ弁当を・・・


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