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 東大病院案内
東京大学附属病院への通院やら入院やらの顛末を改訂・再掲
東大病院シリーズには鉄分も少々添加。

チョット、検査の必要が生じて、なんと東大病院へ行く事になりました。それにしても学業や仕事ならともかく、
健康診断で東大へ足を踏み入れる羽目になるとは、なんとも情けない・・・と思っていたところ、
そこで憧れのピアノ ベーゼンドルファーを発見!!
ついでに検査の毎に東大構内を探索してきましたので画像をご覧ください。
やはり、一般の病院とは大きく違って、歴史ファンや建造物ファンにとっては、興味をそそられる対象が目白押しです。
ちなみに再検査の原因は飲み過ぎが原因ではありませんので念のため・・・

東大には数々の門がありますが・・・ もちろんこの赤門が最も有名。

赤門を内側から見たところ。イチョウの紅葉が眩しい。 こちらは正門。赤門と違って写真を撮る人も無く、寂しい。

龍岡門から入って附属病院などへ急ぐ人々。
桜の季節に撮影。
附属病院の建物。テラコッタの凝った装飾付き。
附属病院の中では比較的低層の部分・・・
タクシーや上野駅、お茶の水駅からのバスも直接、
構内まで乗り入れてきます。

附属病院の駐車場で見つけた 透水性+植裁可能舗装
ヒートアイランド対策の実験か?
三四郎池近くで茶飲み休憩する外来患者さん。
バックは附属病院・外来診療棟

駐車場といえばこんなのも見かけました。
警視庁専用駐車場?
外来入口 奥に見えるのは高層の入院棟


診療関係では、当然の事ながら採血など基本的な医療行為がきちんとできる看護師さんばかりなので、ピアノを弾く人間にとっては非常にありがたいです。 (腕へのダメージが少ないので) 図らずもこれまで多くの病院を回るはめになりましたが、(-_-;) この点でも間違いなくトップクラスと断言できます。
些細な事のようにも思われますが、このような事から病院の本質が見え隠れするものです。患者負担の少ない最新鋭のハイテク機材も多数導入されており 「古い、汚い、怖い」と揶揄された時代の微塵も感じられません。
ピアノのロールスロイスとも呼ばれる、ベーゼンドルファー。
弾き手の深層心理まであばいてしまうと云われる、演奏性・表現力です。
強靱で、きらびやかな音のするスタインウェイではなく
深く柔らかい響きがするウィーンのピアノメーカーを選定したところがミソ?
側面のロゴが誇らしげ。音楽ファンが入院するなら東大病院?

      附属病院では度々ミニコンサートも開かれているようです。
季節によってポスターデザインも少し変わる。

時には、N響メンバーによるこんな特別コンサートも・・・
奏者は宇根京子氏と梅田朋子氏
他にも、東大病院に通院されている音楽家の演奏会が催されることもあります。
私が、実際に聴くことが出来た演奏会。
点滴パックが林立する中で行われた演奏は
ある意味、普段とは違った迫力を感じさせました。

2008年クリスマスコンサートも開かれたようです・・・どんな曲目だったのでしょうか?

病院内分教室の書道発表会のコーナー
満身創痍。実感こもってます・・・
希望の春が早く訪れると良いですね。


安田講堂裏手にある、ノーベル賞受賞者 小柴昌俊 先生の
記念植樹 (カイノキ:楷木)
あやかれないものかと思わず拝みたくなる雰囲気。

−−−現地の解説文から−−−
安田講堂。
最近は漫画「ドラゴン桜」の影響か、構内を
中高生の見学者が多数走り回っています。
彼らもいろいろ忙しいんですね。
小柴昌俊先生ノーベル物理学賞受賞記念
 宇宙ニュートリノの検出にパイオニア的貢献
小柴昌俊理学部名誉教授は、岐阜県神岡鉱山の地下に建設したカミオカンデ検出器を用いて、1987年より太陽から来るニュー トリノの測定を行い、太陽のエネルギーが核融合によることを実証した。また同年2月には、人類史上初めて超新星爆発からの ニュートリノを捕らえた。
これらにより、ニュートリノを用いる新しい活発な研究分野を創り出し、素粒子物理学と天文学に重要な発見と進展をもたらした。     2002年12月受賞   2003年1月建立


キャンパス内には銅像が極めて多いです。

建築家ジョサイア・コンドルの像
東京駅などを設計した辰野金吾の師匠にあたります。
台座のレリーフが仁王に踏まれた邪鬼のようでユーモラス。

機械工学講師チャールズ・ウエストの像
藪の中に埋没してしまいそう・・・

雨に濡れる、お雇い外国人医師、ベルツ(左)と
スクリバ(右)の像。ベルツ水の処方で有名。
※ベルツ水:苛性カリ・グリセリン・アルコール・水などの混合液。皮膚のヒビ・アカギレの治療薬・化粧水。

古い建物の両サイドに巨大な支柱を立て、その上へ新館を建てる。
歴史的価値のある建物を残しつつ、床面積を増やすダイナミックな工法。
 古い建築を保存する方法としては他に類例をほとんど見ない。

若干古い建物の柱頭にはこのような飾りがついています。
デザインは殆ど共通している様です。
辰野金吾風の建物もあります。(設計:山口孝吉・理学部化学館)

育徳園心字池  通称・三四郎池。もちろん夏目漱石の三四郎が由来です。
とても静かな空間で、学生さんや研究者先生の憩いの場と思いきや、
池のほとりで三味線を弾いている人がいたり、ほふく前進している人がいたり(何かの訓練?)
意外性はさすが東大!!
院内にはこんな名前のレストランも

本郷通りからのスナップ。
ここが日本とは思えない一コマ
鉢の中を泳ぎ回る金魚。
周辺は下町らしさも残っています。



次は 東大病院入院記 をご覧ください。


  参考図書   東京大学本郷キャンパス案内   木下直之/岸田省吾/大場秀章 著   東京大学出版会 ( 2005/3 初版)
  東大病院のサイト