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大胡駅 今回は、青春18切符を使って、上毛電鉄、大胡駅の電車区再訪と、
吾妻線、長野原草津口駅から旧太子駅の無蓋貨車博物館の訪問・・・

2019/08/24
先ず、新小平~国立間の未乗区間を踏破するべく、
むさしの号で・・・すかさず、同一区間を逆方向に踏破し、大宮へ・・・
写真は八王子にて・・・

北柏 810

新松戸 820 825

北朝霞 903 907
レむさしの号(上り)
八王子 945 953
レむさしの号(下り)
大宮 1040 1045

高崎 1158 1207(6分遅れ)

前橋 1221 1226?
|(バス)
中央前橋 1234? 1245

大胡 1303

2019/08/24
上毛電鉄へ乗り換え、大胡駅へ到着・・・昨年も来ましたが・・・

2019/08/24
当の電車区ではイベントが催されているようで、
電気機関車と貨車が昨年の位置とは違っていますが・・・

2019/08/24
今日の目的はこれなんですが・・・

模型製作のための交叉亘線(シサースクロッシング:両渡り分岐器とも)の採寸・・・
職員の方はイベントで忙しそうだし、昨年も訪れているので、
案内や解説は遠慮して、寸法計測に専念します。
もちろん職員の方には許可を得ています。

2019/08/24
メジャーを一緒に写し込むことで寸法取りを行ったりします・・・
ということで、大量撮影・・・デジカメはこんな時も便利ですな・・・
日射がきつく影が強いのが少々残念・・・
昨年と同様の天候、暑いです・・・

2019/08/24
分岐器中央の菱形交叉(ダイヤモンドクロス)の轍叉部・・・
組み立て式で鉄板の床板が在るのが、現在の分岐器とは大きく異なります・・・
現在も使用されているので、跡から、車輪の路面がどのように乗り移っていくのかも観察できます。

2019/08/24
菱形交叉の中央部・・・
これらの構造も現代の物とは大分異なります。
現代の轍叉部は一体鋳造の高マンガン鋼鋳鋼製だったりします。
リベットも使って組み立てられているのが、かえって斬新に思えます。

2019/08/24
片側分岐の轍叉部・・・ガードレールの間隔を一定に保つ機構・・・
最も割り込みが発生しやすい轍叉交点に設けられています。
トングレールには1927年(昭和2年)八幡製鐡所のロールマークが残っていますので、
その頃、製作された分岐器と思われます・・・
昨年訪れた時の様子はこちら・・・

2019/08/24
駅側には時折、電車・・・

2019/08/24
電車区で2時間余り過ごして、帰りは転轍連動桿などを観察しながら・・・
毎回、親切にして頂ける職員の方々には感謝!

向こうに見える分岐器の、トングレール先端(轍叉器趾端)形状を、よく見ておいてください。

2019/08/24
作用方向を変える・・・
連動桿の熱膨張の影響をキャンセルするのにも、この機構が使われます・・・

2019/08/24
連動桿を支えるパイプキャリア・・・
残念ながら、国内の鉄道模型店で、これらのパーツに、お目にかかった事はありません・・・
その点、日本の鉄道模型が欧米から遅れている証左とも・・・

2019/08/24
手動の転轍テコ・・・

2019/08/24
転換をロックする機構・・・

2019/08/24
こちらは先ほどの分岐器より古いものですが、
トングレール部先端部(轍叉器趾端)の形状が異なります・・・

ところで、OJゲージ(に限りませんが・・・その線路メーカーは廃業してしまいましたが・・・)の分岐器は、
設計にまずい部分が散見され、そのままでは頻繁に脱線を誘発します。
少しは実物の巧みな構造を観察するなどして、考え方を学べば良いのにと思うところ・・・

2019/08/24
元、井の頭線の電車が来まして・・・
昔、井の頭線三鷹台駅近くに、下宿していたことがあるので懐かしい・・・

大胡 1303 1521

中央前橋 1538
|(徒歩)
前橋 1613

2019/08/24
中央前橋駅に到着・・・

2019/08/24
駅構内には大きな秤が・・・

2019/08/24
行きはバスを利用しましたが、帰りのJR前橋駅までは徒歩で・・・
沿道の観察・・・風情のある建物・・・マンションのようです。

2019/08/24
レンガの建物を発見!!・・・

2019/08/24
豪華な鋳鉄製の案内板もあり、次のように・・・

上毛倉庫株式会社 田中町レンガ倉庫 1896年竣工

前橋が「糸のまち」として栄えていた明治中期、繭・生糸の保管の必要性から、当時
の群馬県知事や日本銀行の支援のもと、明治28年江原芳平を中心とした第三十九国立銀行(現・
群馬銀行)の役員らを発起人として、明治28年(1895)12月6日上毛倉庫株式会社が
設立されました。翌1896年前橋駅前の田中町(現・表町)に、2階建て瓦葺レンガ造
の倉庫3棟(床面積295坪)が建てられ業務を開始しました。このレンガでは、東京駅舎
と同じく、深谷市の日本煉瓦製造株式会社で作られたものです。前橋空襲では屋根が
焼け落ちたものの、戦後すぐに復旧しました。その後、明治25年の戦災復興区画整理
の道路拡幅の為、けやき通りの1棟が解体されました。
残された2棟のレンガ倉庫の保管品は、乾繭・生糸、食料品、家具、家電製品、新聞用紙、
段ボール原紙等、時代と共に移り変わり、倉庫としての使命を果たし続けながら、現在
に至っております。
平成27年12月 創立120周年記念事業により設置 上毛倉庫株式会社 代表取締役社長 江原友樹

2019/08/24
コンクリート製の倉庫には社標・・・

2019/08/24
出入口の風景・・・

2019/08/24
一旦、高崎まで戻り、駅弁を仕入れてから伊勢崎の泊地へ・・・
伊勢崎を選んだのは、予約したのが直前で、周辺ではここしか空いていなかったから・・・
明日は吾妻線の旧太子駅を訪問します。

中央前橋 1538
|(徒歩)
前橋 1613

高崎 1627 1657

伊勢崎 1725


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