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武雄温泉・小城 ヒガミちゃんに早く次をupしろよ~と云われているのですが・・・ウクライナ情勢が
明日は我が身と気になって、ネット動画とか見たまま寝落ちすることも多く・・・

  2022/3/21
この日は、泊地の武雄温泉駅の隣駅、永尾駅で下車・・・

本日の行程
武雄温泉 631

永尾 636
|徒歩
武雄温泉 1114

久保田 1140 1234

小城 1240
|タクシー \890-
小柳酒造 村岡本舗
|タクシー \890-
小城 1442

佐賀 1501 1536
レかもめ24
博多 1614 1619
レソニック39
折尾 1651 1734
レ快速
小倉 1755

2022/3/21
永尾駅・・・駅名標は古く、味わい深いもの・・・

2022/3/21
駅本屋は、向こう半分を切断・短縮しているようです・・・
また2014年頃に全体を整備しているようです。

2022/3/21
永尾駅の木製ベンチ・・・
幅1860mm 高830mm

2022/3/21
永尾駅のベンチ・・・こちらは鋳物の足がついています・・・
幅1800mm 高760mm

2022/3/21
駅ベンチの鋳物の足は優美な曲線で構成されています。
上の渦巻きがバイオリンのそれに似ている。
レイアウトに是非欲しい小物・・・

そういえば、バイオリンも自作してみたいと、
かねがね思っているのですが、
OJゲージが忙しく、なかなかヒマが・・・

2022/3/21
永尾駅本屋は、角斜めに入口が在る大変珍しいスタイル・・・
昔の、本屋短縮前の写真も見てみたいですが見つかりません。
窓の木枠も、よく残されています。

2022/3/21
永尾駅建設記念碑

請願 昭和二十一年三月二十日 
起工 
仝年 十二月二日   
竣工 昭和二十二年三月十日  
工費 三十六万 九千円    
要員 七千二百人      
 

とあります。請願から起工、竣工までが、一年足らずで短い気がする・・・
※「仝」は「同」の古字

2022/3/21
駅ホームの一部は川を跨いでいるので、このようになっています・・・

2022/3/21
武雄温泉方面へ歩いて戻ります。5~6kmありますが、下り坂です。
先ず見えてくるのは、踊瀬(おどるせ)国道橋梁・・・
欠円アーチ橋です。

2022/3/21
電車の通過・・・
径間の垂直部分は塗装されています。

2022/3/21
径間は、意外に狭く、レーザー計測で、7,308mmでした・・・

2022/3/21
道がリズミカルに蛇行している。
直線でないものを見ると癒されます・・・

2022/3/21
次の、松原湯第二橋梁の近くの、線路築堤を潜る水路・・・

2022/3/21
松原湯第二橋梁・・・半円アーチ・・・
径間は 9,160mm 通路の四分の一ぐらいを水路が占めています。

2022/3/21
レンガが美しい・・・
保存状態も良く、塗装の上塗りもありません。

2022/3/21
北側から・・・
旧長崎街道を武雄温泉へ向かいます。

2022/3/21
舞台なのか?・・・奥の木札には・・・

武雄新四国 番外
本尊 釈迦如来
平成五年新四国百年大祭記念
発願所 光明寺


とありました・・・

2022/3/21
松原湯第一橋梁・・・
下半分は塗装されています。
袂には石垣に囲われた花壇があり、
スイセンとアジサイが植わっているようでした。

2022/3/21
北側から・・・径間は 4,565mm
レンガのサイズは 約225×110×(50~55)mm

2022/3/21
付近には腰部をレンガにした倉庫が見られます。

2022/3/21
水路橋もあります・・・
正確な場所はEXIFのGPSデータから確認してください。
径間は測定できず不明ですが、
レンガのサイズと個数から推測すると、2,700mmぐらい・・・

2022/3/21
旧長崎街道沿いに歩いてきました。
案内板には以下の様に・・・

長崎街道塚崎宿
長崎街道は江戸時代の享保年間(千七百年代前半)に
それまでの北方~鳴瀬~塩田~嬉野のコースから北方~
塚崎~嬉野コースに変更されました。塚崎の宿には、本
陣(武雄温泉)、脇本陣(東洋館)、里代官所(春慶屋・
エスポワール武雄)、高札場があり、宿の東西は鍵型道
路として敵が攻めてきた場合に備えられています。
ここ新町は牛鼻町といわれていましたが、湯町の軒並
みが街道沿いに伸びて新しい町ができたため、新町と呼
ばれようになりました。近くに日本で最初に牛痘法
による種痘を行った中村涼庵の屋敷や銘酒「菊白露」を
醸造した田代酒造の町屋部分・御厨印刷の土蔵などに当
時の面影がみられます。
平成十五年五月
創立四十周年記念
武雄ロータリークラブ

2022/3/21
楼門が見えてきました・・・
楼門二階の見学は 9時~10時 限定のようです。

2022/3/21
東京駅を設計した辰野金吾による楼門・・・
東京駅の八角ドームには、十二干支のうち八つが在りますが・・・

2022/3/21
楼門の二階天井四隅に、残りの四干支があります。
東の角には卯(ウサギ)・・・

2022/3/21
南の角・・・午(ウマ)・・・
東京駅のドームに無い干支が、ここに在る事が判明した際、
天井裏にLEDランプを仕込んだそうです。
見ようによっては金箔が貼ってあるように錯覚します。

2022/3/21
西の角・・・酉(トリ)・・・

2022/3/21
北の角・・・子(ねずみ)・・・二匹居ますが、判り難い。

2022/3/21
楼門二階の風景・・・

2022/3/21
楼門から見る、武雄温泉新館・・・こちらも辰野金吾の設計・・・

2022/3/21
武雄温泉新館、浴室の天井は八角形・・・

2022/3/21
浴槽・・・

2022/3/21
こちらの浴槽の底は、マジョリカ・タイル・・・

2022/3/21
武雄温泉・源泉の一つ・・・

2022/3/21
マンホールの蓋にも・・・

2022/3/21
ホテルへ戻ってしばらく休んだ後、
武雄温泉駅を出発・・・

武雄温泉 1114

久保田 1140

2022/3/21
途中、大町駅で、29611号機関車を見る・・・
テンダが少し変わっている。

2022/3/21
長崎本線と唐津線の分岐駅、久保田駅に到着・・・

2022/3/21
特急が通過。

2022/3/21
次の列車まで時間があるので、
久保田駅到着直前に見た鉄橋を見に・・・
辺りは水位が高い。

2022/3/21
随分大回りして鉄橋に到着。
が、これ以上近づけません・・・
時間も無くなってきたので、急いで駅へ戻ります。

2022/3/21
唐津線の気動車が来ました・・・

久保田 1140 1234

小城 1240

2022/3/21
小城駅で下車・・・

2022/3/21
駅待合にも広告がある小柳酒造へ、タクシーで向かいます・・・
小城駅
|タクシー \890-
小柳酒造

2022/3/21
小柳酒造前景・・・案内板もあり、以下の様に・・・
文化遺産オンラインも参照ください。

国登録有形文化財
22世紀に残す佐賀県遺産
小柳酒造 主屋・離れ・昭和西蔵・昭和東蔵・
釜場・ポンプ小屋・ビン詰め場・麹室・
ヒロマエ・酒母室・煙突・西貯水槽・
東貯水槽・検査室

小柳酒造は文化年間(1804~17)
創業である。主屋は江戸時代後期
の町屋建築である。昭和西蔵と東
蔵は2階建の巨大な蔵で、腰の煉瓦
積と下見板の外壁が特徴である。
また、麹室や酒母室など醸造の工
程を示す一連の施設を備え、敷地
中央の高さ17.5mの煙突は近代
酒造業の景観を伝えている。  
平成25年12月
小城市教育委員会

佐賀県遺産 第二〇〇五-九号
小柳酒造
この地は江戸時代から天山山系の
伏流水を利用した酒造り等が盛んで、
醸造業を営む町屋が建ち並んでいた。
小柳酒造は文化年間(一八〇四~一
八一八)の創業とされ、明治から昭和
にかけての酒造工程の一連の建物群
が現存する。主屋は江戸時代後期(推定)
の良質な町屋建築で、煉瓦造の煙突
は造り酒屋の存在を知らしめるシン
ボルとなっている。また、明治時代に
は紙問屋も営み、中国大陸まで小城
和紙を販売していた。
佐賀県遺産会議

2022/3/21
早速、内部を見せてもらいます・・・
立派な松材の梁・・・

2022/3/21
道具類・・・

2022/3/21
レンガの煙突・・・高さ17.5m・・・

2022/3/21
レンガの煙突の基部・・・
煙突は昭和16年の台風で一度倒壊し、その後建て直しているそうです。

2022/3/21
酒樽とか・・・

2022/3/21
圧搾する機械・・・手前には色々と販売品・・・

2022/3/21
肝臓が悪いのでアルコール類は禁忌だし、
建物の撮影に夢中になって、何も買わずに済ませてしまいましたが、
ヒガミちゃんは、酷いね~ と非難轟々・・・
これから訪れる皆さんにおきましては、忘れず何か買って帰りましょう。

2022/3/21
昭和東蔵の元部はレンガ・・・

2022/3/21
レンガ壁と敷地内には川が流れています。
水が重要な酒造メーカーとしては、
理想的な立地ではないでしょうか?

2022/3/21
井戸のポンプ小屋だそうです・・・
黒いレンガは、石炭ガラを再利用・焼成したものだそうです。
エコですが通常のレンガより少し強度が低いそうです。

2022/3/21
貯水槽・・・
鉄道・蒸機の給水塔に少し似ています。

2022/3/21
レンガの煙突がある建物・・・
用途を聞くのを忘れました。

2022/3/21
レンガ煙突と屋根の重なり・・・漆喰の軒下は丸くされています。
レイアウトに取り入れたいシチュエーション・・・

小柳酒造
|徒歩
村岡総本舗

2022/3/21
歩いて、小城羊羹で有名な村岡総本舗へ・・・

2022/3/21
資料館を見学したいのですが・・・と申し出ると、
先ずは、羊羹と抹茶のサービスを頂きながら解説のVTR鑑賞・・・

2022/3/21
資料館で一番気になるのは、列車内での羊羹販売用木箱・・・
木箱に触れないように寸法を測らせてもらいました。
370W×260D×110Hmm(取っ手を除く)

2022/3/21
鉄道(門司鐵道管理局?)や陸軍の御用達だったようです・・・
羊羹3本紙箱詰め \2,510- を購入して駅へ戻ります。

村岡総本舗
|タクシー \890-
小城

2022/3/21
小城駅前の和洋折衷の蔵。
丸窓などユニーク・・・

2022/3/21
端正な小城駅・・・

2022/3/21
駅の一角には、2021/4/16 夜の火災(原因不明)の跡・・・
駅本屋は国登録文化財でもあるので、大切にしてもらいたいもの。

2022/3/21
折尾へ向かいます・・・

小城 1442

佐賀 1501 1536
レかもめ24
博多 1614 1619
レソニック39
折尾 1651

2022/3/21
博多駅で乗り換え・・・

2022/3/21
折尾駅で降りてレンガの三連橋。
以前にも訪れていますが、その時は日没後だったので、また来ました・・・

2022/3/21
東端の坑口はねじりまんぽになっています・・・

このようにレンガを積むのは、坑口が坑道に対して斜めになる場合に、
坑口のアーチが(力学的に)完結しない部分が出来て、
特に坑口の強度低下を来す事を防止するためです。
コンクリなどでは必要のない技術ですが、昔の人はよく考えたなあ~と感心します。

2022/3/21
その他は普通・・・
コンクリの補強は後世のもの?

2022/3/21
・・・

2022/3/21
まだ未完ですが、折尾駅本屋はかつての姿をモチーフに再建されています・・・

折尾 1651 1734
レ快速
小倉 1755

2022/3/21
小倉駅に到着・・・

2022/3/21
夕食は、折尾駅構内の、塩からあげ店で購入した、王道弁当・・・


針尾送信所 へ戻る・・・  次は ゆふいんの森 へ・・・

鉄道油庫 へ戻る

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