夕張支線 | おと休3日目は、路線廃止まで、あと279日と迫った、夕張支線へ・・・ 石炭博物館訪問と、夕張~鹿ノ谷~清水沢を歩きます。 |
2018/06/25 | |
早朝、ホテル近くの、王子製紙軽便鉄道にお参りしてから苫小牧駅へ・・・ 苫小牧 610 レ 追分 646 |
2018/06/25 | |
追分駅跨線橋から・・・ これから乗車する気動車。 追分 646 708 レ 夕張 817 |
2018/06/25 | |
北海道の大地を、一台のダンプトラックがスイスイ進む・・・ |
2018/06/25 | |
スハフ44客車・・・川端駅にて・・・ |
2018/06/25 | |
滝ノ上水力発電所を一瞬垣間見て・・・ |
2018/06/25 | |
十三里信号所で列車交換・・・ 分岐器はスノーシェッドに覆われています。 |
2018/06/25 | |
新夕張駅。少し変わった第三種甲車止めを見て・・・ |
2018/06/25 | |
清水沢駅から出たところ・・・ 以前からずっと倒壊しそうな転轍手小屋が、そのまま健在・・・ いつまで持つのだろうか? |
2018/06/25 | |
もう使われていないトンネル・・・ 後でじっくり見学します。 |
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終着、夕張・・・ |
2018/06/25 | |
時間があるので、列車を見送る・・・ |
2018/06/25 | |
終着夕張駅はレストランや、旅行案内所と一緒になった駅です。 背景は、ホテル・マウントレースイで、 記念入場券は、ここのフロントで売っています。 待合室には、「夕張支線ありがとう。Restartまであと279日」 と少々、脳天気に思える表示がありましたが、 時刻表から消えてしまうとは、どういうことなのか? 車中心にしか考えられなくなってしまった、 北海道民には理解し難いところかもしれません。 |
2018/06/25 | |
バスで終点の社光というところで下車。 バスの運ちゃんに石炭博物館への行き方を確認・・・ 左の道を延々進みます。その両側は廃墟へまっしぐらの豪華な建物。 周りには当然、誰も居ないのでGPSナビが無いと少々不安・・・ レ 夕張 817 レースイリゾート前 927 |バス \170- 社光 935 |
2018/06/25 | |
少し丘になったところに、映画の撮影に使用されたセットが残されていました。 この建物だと、冬は隙間風が寒いだろうなあー 北の零年「志乃の家」 ■江戸時代の香りが残る明治4年、この時代にはまだガラス窓はなく、 全てが木造の日本建築になっている。 大概の場合、オープンセットは外見だけのものだが、この作品では すべてのセットが中まで作りこまれた。これは建物の中から北海道の 大自然を写し取り、臨場感豊かな映像を見せようという監督の狙いが あってのこと。 |
2018/06/25 | |
好ましい形態の跨線橋が在ります。 かさ上げを行っているため、中央部が高く、 その両側に階段がある、興味深い造りになっています。 付近に案内板もあり、次のように・・・ |
2018/06/25 | |
石炭の歴史村 5 炭鉱遺産 登録有形文化財 高松跨線橋 TAKAMATSU KOSENKYOU 昭和2年(1927)に開通した北炭夕張炭鉱専用鉄道上に、 高松地区の住宅地と炭鉱浴場の連絡用人道橋として、 昭和11年(1936)にかけられた橋。 その後、鉄道車両の大型化により、 かさ上げが行われた。 (写真)坑口浴場と跨線橋 案内板の写真は、かさ上げ前の姿のようです。 また橋全体が坂になっている様子もよく分かります。 また、資料によると 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長22m、幅員2.4m とあります。 |
2018/06/25 | |
この上を坑夫やその家族が炭坑浴場へと、連れだって渡って行ったのでしょうか? 風情の在る写真でも残されていれば・・・と思うところ。 下の道は一見して判るとおり、線路跡で、進入禁止にも見えますが、 矢印で示されているように石炭博物館はこの先です・・・ |
2018/06/25 | |
上に上がってみました・・・ 欄干には夢見橋とあります。これは映画のセットの一部かもしれません。 |
2018/06/25 | |
振り返って見る高松跨線橋・・・ 橋中央の街灯も当時は風情があったでしょうな。 レイアウトにも取り入れたいストラクチャーです。 |
2018/06/25 | |
社光バス停から、随分歩いてようやく石炭博物館に着きました・・・ 異様に豪華な建物・・・ |
2018/06/25 | |
鉄道関係の展示・・・ 左上には大型給水塔と機関車のスライド上映・・・ SL館は、石炭博物館本館から大分離れたところに在るようで、 このところずっと開館しておらず、 8620型と9600型を合体させたような、夕張鉄道14号機など、 貴重な蒸気機関車を見ることが出来ないのは残念・・・ |
2018/06/25 | |
エレベーターを降りて・・・本物の坑内を利用した展示施設に入ります・・・ 木材の支保工を設置している場面・・・ |
2018/06/25 | |
事故発生の際の救護隊と装備の状況・・・ 落盤やガス爆発、火災・・・ それだけ危険な職場だったということです。 一方、当時のエネルギー事情は、 このような方々に支えられていたということでもあります。 |
2018/06/25 | |
当時そのままと思われるレンガ構造物・・・ 複雑な面構成です。 |
2018/06/25 | |
支保工は金属製に代わって・・・鉄柱カッペと云うそうです。 |
2018/06/25 | |
「車止め」研究家としては撮らないといけない場面・・・ |
2018/06/25 | |
レンガで補強された坑道を登り・・・ |
2018/06/25 | |
坑口から、いきなり寂れた広々したところに放り出されて終了・・・ 次の進路を示す地図も案内板もなく、GPSが無いと これからどこへ向かえば良いのかさえ判りません。かなり不親切。 箱ものは立派なのだけれども、まるで神経が行き届いていない・・・ 夕張が寂れてしまったのは、 炭鉱の閉山だけではないように思えてきます。 |
2018/06/25 | |
外見は大きく立派なのだけれど、廃屋と化してしまった建物が点々と・・・ 異様な風景の中を歩いていると 突然、ホーム跡が現れ・・・ |
2018/06/25 | |
客車2両分くらいのホーム跡。 奥に見えるのは石炭博物館のリグ。 |
2018/06/25 | |
ラッチは、手前がのりば専用、奥がおりば専用に分けられていて、 一方通行になっています。 最盛期の盛況ぶりが想像されます。 |
2018/06/25 | |
高架は、鉄道の連続プレートガーダー橋と、その手前に並行してコンクリートの人道橋・・・ この辺りは縦横無尽に線路が張り巡らされていたことが伺えます。 |
2018/06/25 | |
荒れはてた駐車場の中を進みます・・・ 「夕張希望の丘」と書かれた煙突が、 かえって希望を見いだせていないことを象徴・・・ 夕張市立診療所というところまでトボトボとやって来て、 バス停が在ったので時刻表を見ていたら、 30秒もせずバスがやってきて、あわてて飛び乗り・・・ 一日5本しかないバスに乗れてラッキー 夕張医療センター前 1140 |バス \170- レースイリゾート前 1144 |
2018/06/25 | |
夕張駅まで戻って駅のレストランで食事・・・これが旨い・・・ 米、肉、野菜、全ての食材に恵まれているという感じがします。 夕張は残念なところと秀逸な部分が混在しているところが、 却って魅力なのかなと・・・ 美味しい食事にありつけたので、これまた現金な考えが・・・ |
2018/06/25 | |
夕張から線路沿いに歩きます・・・相変わらず美しいデルフィニウム・・・ |
2018/06/25 | |
右の現役の線路に沿って、旧線跡側に散歩道が整備されています・・・ |
2018/06/25 | |
しばらく行くと立派なレンガ橋脚に出くわします・・・ |
2018/06/25 | |
手前は既に使われていません。奥側が現役です。 といってもあと200日あまりですが・・・ |
2018/06/25 | |
手前は、隅石と焼過ぎレンガの組み合わせ・・・ 奥は、隅石は基部のみで普通レンガ製・・・ |
2018/06/25 | |
新旧レンガ橋脚の対比が楽しめます・・・ 寸法も旧い橋脚のレンガの方が (225~230)×(110~115)×(55mm) 新しいレンガが (225~230)×(110~115)×(60mm) で厚みだけが少し違っていました。 |
2018/06/25 | |
レンガ橋脚を後にします・・・ |
2018/06/25 | |
直ぐ、鹿ノ谷駅に着きます・・・ 夕張から鹿ノ谷までは、鉄道の営業キロでわずか 1.3km ・・・ |
2018/06/25 | |
ホーム上に継電器箱が在ります・・・ 一応採寸しておきました・・・ |
2018/06/25 | |
さらに清水沢へ・・・ 鹿ノ谷までは近かったですが、清水沢は遠い・・・ 営業キロでも 6.6km あります。 腰痛持ちにとっては大冒険・・・ 写真の奥の傾斜は線路・・・ |
2018/06/25 | |
夕鉄バスの車庫が川向こうに見えます・・・ 腰痛に加えて、くるぶしまで痛くなってきました・・・ 少々ゆっくり歩行・・・ |
2018/06/25 | |
映画「黄色いハンカチロケ地前」・・・寄ろうとも思いましたが、 もし、そうしたら足も遅いし時間がなくなるところでした・・・ |
2018/06/25 | |
トンネルの見えるところまで来ました・・・ 写真ではよく判りませんが、右側にも使われていないトンネルが並んでいます。 |
2018/06/25 | |
さらに歩いてトンネル反対側の出口・・・ トンネルポータルは全く見えませんでした・・・ |
2018/06/25 | |
ときどき線路が見えます・・・ 線路が見えると多少元気が出るのはなぜ? |
2018/06/25 | |
先に見える道路橋まで行きます。 美しいSカーブ・・・ |
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その道路橋から・・・プレートガーダーに舗装したものでした・・・ |
2018/06/25 | |
さらに行くとまたもやレンガの橋脚・・・ 今度も複線分あります・・・ |
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しかし、新しい方はコンクリート製です。 |
2018/06/25 | |
高さの異なる橋桁の接続方法・・・ 背の低い方には、鉄製の枕を噛ませています。 |
2018/06/25 | |
通常は、写真のように橋脚側に枕を設ける場合が多いです。 橋脚はずいぶん高さがあります・・・ |
2018/06/25 | |
枕木の柵・・・これもずいぶん少なくなりました。 列車に遅れそうなので、急ぎます・・・ |
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やっと清水沢駅に着いて・・・ |
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すぐに列車が・・・ 清水沢 1608 レ 夕張 1623 |
2018/06/25 | |
一旦、夕張へ・・・先程良く見えなかったトンネル・・・ 夕張 1623 1631 レ 南千歳 1822 |
2018/06/25 | |
夕張で折り返して南千歳へ・・・ 途中、直線状の地層が川床に見える川・・・ いつも不思議な光景だなぁと思って見ています。 |
2018/06/25 | |
南千歳で・・・夕日を浴びながら急上昇していくジェット練習機・・・ |
2018/06/25 | |
南千歳で・・・貨物列車と、これから乗車する北斗22号の交錯・・・ 南千歳 1822 1841 レS北斗22 苫小牧 1858 |
2018/06/25 | |
苫小牧着・・・ |
2018/06/25 | |
今日は寂しくコンビニ弁当・・・ |
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