境線・山陰線・若桜線 | JR西日本のおとなび・・・二日目は米子から境線の初踏破、山陰線で鳥取へ、そして若桜線(若桜鉄道)の再訪です・・・ |
2018/05/20 | |
構内の様子を観察したいので、早めに米子駅へ・・・ 昨日の雪掻車・・・この系統はよく判りません・・・ 後日、ヒガミちゃんに拠るとJR西日本が開発した気動車! キヤ143ということです。 客車の牽引もできるので本来なら機関車でしょうが、機関士を育成するコストを嫌い、 気動車の運転士の資格で運転できる様、気動車の範疇としたものだそうです。 |
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駅の広い構内で気動車や電車を眺められるのは楽しい・・・ 首都圏では、このような光景はすっかり姿を消してしまいました。 |
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山陰線の気動車・・・ |
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ホーム上屋の支柱には珍しい双頭レールが使われています。 双頭レール この付近の柱は明治の初め鉄道 創設の頃に、使用された双頭レール を利用したもので、英国の「ダーリン トンアイアンカンパニー」1870年 (明治3年)の制作銘がこの柱の下部 にあります。 1902年11月1日(明治35年11月1日) 当駅開業の建築材料として用いた もので現在12対残っています。 双頭レールは、上、下が同じ形で上部 が摩耗すればひっくりかえして使用 出来ますが安定が悪く間もなく使用 されなくなったものです。 2012年11月1日 米子駅長 |
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入線する境線の気動車。 砂かけババアの絵が・・・ 米子 623 レ 境港 705 |
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境線はさしたる車窓の変化もなく・・・ 唯一、米子空港の脇を通る辺りがハイライトか・・・ |
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終点の境港・・・ 着いた列車で、そのまま引き返します。 境港 705 721 レ 米子 806 |
2018/05/20 | |
各駅には妖怪の駅名・・・元々、目ぼしいものも少ない路線なので・・・ 観光客誘致のためには仕方がないのでしょうが、 境線全駅この有様なので、少々気持ち悪い・・・ 最近では境線は鳥取砂丘より来訪者が多いそうです。 |
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米子 806 810 レ 鳥取 1108 米子駅で乗り換え、時折日本海を見ながら山陰本線を東へ・・・ 人工的な観光誘致を離れ、すがすがしい風景・・・ |
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下市駅で、特急追い抜きなどで少々停車時間。駅前へ出てみます・・・ |
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下市駅前・・・ 喉が渇いたですが、自販機すら見当たらない・・・ |
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列車最後尾から眺める、切り石積みのトンネルポータル・・・ トンネルはほとんどすべてこのスタイルでした。 |
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鳥取に着いて・・・ 駅中でオムカレーを注文・・・ 鳥取 1108 1158 レ 津ノ井 1206 |
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因美線で鳥取から二駅、津ノ井駅で下車・・・ ホーム上からの津ノ井の駅本屋。 |
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駅前から眺める津ノ井駅・・・ こじんまりと良くまとまっています・・・ |
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鳥取方面へ向かう列車 津ノ井 1206 1226 レ 若桜 1308 |
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津ノ井駅から若桜線直通の列車で、一気に終点の若桜まで・・・ 珍しく車掌さんが乗車していて、 車内で若桜鉄道の一日フリー切符を買い求めることができました。 |
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時計も在って、姿のよろしい若桜駅本屋・・・ |
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しかし、いくらなんでもピンクの蒸機は止めて欲しい。 |
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若桜駅を10分で折り返して八東駅へ・・・ 車内でフリー切符を買えたので、あたふたせずに済みました。 若桜線は以前、ヒガミちゃんと訪れていますが、 終点の若桜駅以外、途中駅には下車していないので・・・ 若桜 1308 1318 レ 八東 1332 |
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昔の姿が良く残された木造駅舎です・・・ |
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八東駅本屋の建物財産標・・・左の赤い財産標には 建物財産標 鉄 本屋1号 八東駅 昭和5年12月1日 右の黒い財産表には 建物財産標 鉄 八東本屋1号 八東駅 昭和5年12月1日 財産番号1 と微妙に表記が異なります。 |
2018/05/20 | |
復元された貨物ホーム建屋と、ワフ35000が保存されています。 案内板には次のように・・・ 有蓋緩急車 ワフ35000型 ワフ35000形は、昭和10年代に910両が製造された ワフ25000形を昭和35年〜44年(1960〜1969年) の間に改造し844両が誕生しました。 有蓋緩急車は、車掌室と貨物室が一体となった合造車で、 国鉄ローカル線(国鉄若桜線も含む。)で活躍しましたが、 昭和61年(1986年)度に、ローカル線の貨物廃止と貨物 列車の車掌廃止により形式消滅しました。 展示の「ワフ35597」は、宇都宮貨物ターミナル駅に 長期保管されていたものを平成23年(2011年)に若桜線 SL遺産保存会が購入し、八東駅に搬入及び整備を行い静態 展示したものです。 現存する展示車両としては、若桜鉄道・八東駅のものが 日本国内唯一のものです。 車両概要 ●全長 7.85m ●全幅 2.4m ●全高 3.71m ●荷重 5トン ●自重 10.0トン ●貨物室床面積 6.8m2 ●車掌室床面積 6.1m2 ●改造年 昭和35年 (図面等の表示) ■八東駅貨物ホームの復元活動 若桜鉄道の八東駅は、旅客ホームと貨物ホームが 独立していることが特長で、埋没していた 引き込み線や貨物ホームの建屋(荷物倉庫)の復元、 貨車の導入により当時の貨物輸送の拠点駅であった ことを再現する計画です。 若桜鉄道の鉄道遺産としての魅力向上のため、 若桜線SL遺産保存会が平成22年から進めている 活動です。 平成26年4月13日 若桜線SL遺産保存会 |
2018/05/20 | |
木製車止めも復元されているようです・・・ しかし若干、寸法が異なるように思われる。 |
2018/05/20 | |
復元された貨物ホーム建屋の内部・・・ 梁がやたら太い・・・ 現代の建築基準法の関係かも知れません。 |
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待合室も良いものが残されています。 右に少し見えるのは貨物ホーム建屋。 |
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内部からは木枠ガラス張りの金魚鉢状態・・・ 天井板が張られているのが、珍しい。 |
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建物財産標には 建物財産標 鉄 待合所1号 八東駅 昭和29年7月16日 とあります。 駅本屋より24年も経過してから建てられたのですな・・・ 八東 1332 1456 レ 丹比 1503 |
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丹比駅まで戻ります・・・ こちらは美容室が入っていますが、全体にはそれほど外観を損ねていません。 |
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小荷物扱い窓口 棚板の支えは色々な形状があります。 |
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出札窓口は2列・・・ |
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金庫・・・ |
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ホーム上屋を支えるレールにはカーネギー製鉄所のロールマーク・・・ 年は1911とあるようですが、はっきりしません。 |
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建物財産標 鉄 本屋1号 丹比駅 昭和5年12月1日 |
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出札窓口 出札台の丁寧な木工にも注目。 |
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安部駅へ移動します。 丹比 1503 1523 レ 安部 1534 |
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風情の在る待合室・・・ 寅さんの映画の撮影にも使用されたようです。 内部は寅さんの人形・・・ 目立つ斜材は後の追加補強かもしれません。 |
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待合室背面・・・ |
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安部駅本屋。ここにも美容室が入っています・・・ |
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因幡船岡へ移動します・・・ 安部 1534 1631 レ 因幡船岡 1638 |
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因幡船岡に着いて・・・ 油庫とも一般倉庫ともつかない建屋が在ります・・・ |
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反対側・・・ |
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因幡船岡駅本屋・・・左側が白くペンキ塗装されてしまっています。 |
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因幡船岡駅の一角・・・ドラム缶とか・・・ |
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牛を乗せて秤ったという秤。 現地の解説から・・・ この大きな秤は、 牛を直接乗せて牛の体重を量る秤 船岡は古来より因伯牛(黒毛和種) 発祥の地です。 享保5年(1720)に鳥取藩がこの地に 牛市場を置き、昭和5年に因幡船岡駅 が開業。その時市場を駅前に大規模移転。 昭和45年(1970)に廃止となるまで、 県内外の商人が集まる山陰第一の 家畜市場があったなごりです。 |
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再び下り列車で・・・ 因幡船岡 1638 1655 レ 隼 1658 |
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隼駅で下車・・・ |
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隼駅・・・ここもよく保全されています。 駅名の関係で昼間はバイクの関係者が多数・・・ |
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手荷物貨物取扱所・・・ |
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隣の出札窓口は二列・・・ |
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近くの元木造詰め所では鉄道模型の展示が行われていたようですが、 終了時間を過ぎていて残念だったねと云われましたが・・・ わざわざ人気の無くなった頃合いを狙って来たのです。 |
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線路側から・・・ |
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駅本屋と併せて・・・ |
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北陸鉄道から来た電気機関車が在ります。 後方はオロ12・・・ |
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ようやく取材も終了し、鳥取へ・・・ 隼 1658 1751 レ 鳥取 1825 |
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車内は水戸岡デザイン・・・ |
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写真を撮り忘れた因幡船岡駅近くの木造倉庫・・・ |
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鳥取に着いて・・・ |
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なぜか列車が詰まって・・・ |
2018/05/20 | |
いつもなら宿へ直行するところですが、鳥取鉄道記念物公園を発見し・・・ |
2018/05/20 | |
車両が無いのは寂しいですが、 鳥取駅が高架になる以前の品々を保存・展示しているそうです・・・ |
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転轍テコ |
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分岐器・・・ウイングレールの摩耗具合に注意がいく・・・ |
2018/05/20 | |
跨線橋の鉄柱でしょうか・・・鐡道神戸 明四十一 とあります。 |
2018/05/20 | |
ホテルでは 鳥取駅で仕入れた「砂丘かに寿し」・・・ |
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