塩狩峠・神居古潭駅 | 2017年早春のおときゅう北海道3日目も、不運続き・・・ まあ、この日のトラブルは、ほとんど自分で撒いた種なんですがね・・・ |
2017/04/17 | |
ホテルから望む稚内駅・・・ |
2017/04/17 | |
始発列車が入線してきます・・・ 稚内 520 レ 音威子府 741 |
2017/04/17 | |
南稚内駅ではターンテーブルを見ることができます・・・ そういえば南稚内駅は、今は無き天北線との接続駅でした・・・ |
2017/04/17 | |
上り列車の場合、進行方向右手に一瞬、美しい利尻山を見ることができます・・・ 列車から海上に浮かぶ島を望めるのは、僅かにこの区間のみです・・・ |
2017/04/17 | |
木製の防雪柵・・・こういった物にも風情を感じます・・・ |
2017/04/17 | |
昨夜訪れた抜海駅・・・ 朝はまた違った印象・・・ |
2017/04/17 | |
鉄道林 徳満 の立て札・・・この区間は主に防雪林・防風林用途と思われます・・・ 一般の人が気付く事はありませんが、こういった膨大な施設・設備、 そして人々の影の力に鉄道は守られているのです・・・ |
2017/04/17 | |
昨日、人身事故に遭遇した徳満~豊富間・・・ 海面こそ見えませんが、ここでも美しい利尻山を望むことが出来ます。 昨日の犠牲者は、この景色を見ながら逝きたかったのか・・・などと考えていると、 鉄道を汚した事に対して多少怒りもあったのですが、少しは許せるような気持ちに・・・ この時はなんとなく、経営の苦しい牧場主が・・・と勝手にイメージしてしまっていましたが・・・・ 帰宅してから調べたところでは、実際の状況はかなり違って、 山菜採りに出かけた高齢の女性が、線路を渡ろうとして、 誤って轢かれたもののようでした・・・ 線路侵入女性はねられ死亡 山菜採り中か 豊富 2017/04/17 07:00 【豊富】16日午前11時15分ごろ、宗谷管内豊富町上サロベツのJR宗谷線豊富―徳満駅間の線路上で、 同住所、無職加藤トシさん(77)が稚内発名寄行き普通列車(1両編成)にはねられ死亡した。 乗員乗客8人にけがはなかった。 天塩署によると、運転士が線路を渡ろうとする加藤さんを発見、 ブレーキをかけたが間に合わなかった。 加藤さんは同日午前に自宅を出たといい、 同署は現場付近で山菜を採るために線路内へ入った可能性もあるとみて調べている。 どうしんウェブ より |
2017/04/17 | |
エゾシカの群れ・・・幸い、今回は鹿の列車妨害には殆ど遭いませんでした・・・ |
2017/04/17 | |
雄信内(おのっぷない)駅での列車交換風景・・・ 途中の無人駅で身なりのいい紳士が乗り込んできて、 唐突に「今日の利尻山は良く見えましたか?」と尋ねられ、 「アッ・・・エエ・・・」と多少ビックリして答えると、 「それは良かった・・・」その後、すぐ次の無人駅で降りていきました・・・ 先の件もあったので、背筋に冷たいものが走り・・・ |
2017/04/17 | |
フキノトウが芽を出し始め・・・ この時期の北海道ならではの光景・・・ |
2017/04/17 | |
雪融け水で増水した天塩川添いを進む・・・ 北海道は平坦な地形なので、増水していても流れは緩やか・・・ |
2017/04/17 | |
かつての天北線との分岐駅、音威子府(おといねっぷ)で下車・・・気動車をお見送り・・・ |
2017/04/17 | |
北海道らしい雄大な跨線橋・・・ 北海道の跨線橋の形態は、なぜかバラエティに富んでいます・・・ |
2017/04/17 | |
跨線橋など駅周辺の見学を終え、駅構内の天北線資料室の様子を窺ってみますが、生憎、開いてません・・・ そこで宗谷バス切符売り場の人に尋ねてみると、 「未だ開館時間前ですが、特に差し障りは無いので開けてもいいですよ・・・」 と快く開けて頂きました・・・ |
2017/04/17 | |
中には鉄チャン好みの貴重な資料が沢山・・・ |
2017/04/17 | |
隣駅の筬島駅連動図表・・・ こういうものを見て、色々と当時の状況の推理・推測(妄想)を膨らませます・・・ |
2017/04/17 | |
蒸気機関車推進のラッセル車による除雪風景・・・ |
2017/04/17 | |
昔の音威子府駅構内の模型。 建物の用途・名称が一つ一つ記載されているのは理解の助けになります・・・ 特徴的なターンテーブルも再現されています。 |
2017/04/17 | |
天北線資料室を堪能した後・・・初めて宗谷本線の特急に乗車します・・・ 木々が芽吹き始めて、微妙な色合いを醸し出しています・・・ 音威子府 741 838 レ サロベツ2 和寒 952 1049 |
2017/04/17 | |
美深駅のレンガ造りの農業倉庫・・・ レンガは2色使用されていて意匠的にも優れています・・・ 書体も面白い・・・ |
2017/04/17 | |
各駅停車へ乗り換えのため和寒駅で下車・・・ 特急列車は僅か1時間14分の乗車・・・ 音威子府 741 838 レ 和寒 952 1049 |
2017/04/17 | |
和寒駅前の食堂・・・ SL時代の塩狩峠の写真が掲示されています・・・ |
2017/04/17 | |
和寒駅構内・・・ここでも逞しいフキノトウが・・・ |
2017/04/17 | |
塩狩峠へ向かう各駅停車が来ました・・・ 超望遠レンズが在れば良かったかも・・・ 尤も重量削減で持ってきてはいないのですが・・・ 和寒 952 1049 レ 塩狩 1102 |
2017/04/17 | |
右端の勾配標に注目・・・ これから塩狩駅まで20‰の上り勾配が連続します・・・ 蒸気機関車にとって塩狩峠は、宗谷本線の一番の難所でした・・・ |
2017/04/17 | |
今回はトラブル続きのため、度々旅程の変更を強いられていますが、 何かに曳かれるように塩狩峠へ来てしまいました・・・ 気動車をお見送り・・・ |
2017/04/17 | |
線路際に設置された、殉職した長野政雄氏の碑・・・ 碑の裏には次のように記されていました。 + 明治四十二年二月二十八日 夜、塩狩峠に於いて、最後尾の 客車、突如連結が分離、逆降(逆行?) 暴走す。乗客全員転覆を恐 れ色を失い騒然となる。時に、 乗客の一人、鉄道旭川運輸事 務所庶務主任、長野政雄氏、 乗客を救わんとして、車輪の 下に犠牲の死を遂げ、全員の 命を救う。その懐中より、 クリスチャンたる氏の常持 せし遺言発見せらる。 「苦楽生死均しく感謝、余 は感謝してすべてを神に捧ぐ。」 右はその一節なり 三十才なりき 碑は、枕木とレールをモチーフにしているようにも見え・・・ もしそうだとするとと、あまりに惨すぎないか・・・ |
2017/04/17 | |
長野政雄氏の碑文には胸が痛みますが、 塩狩峠記念館 (三浦綾子旧宅)は月曜定休日で、さらに気落ちします。 スマホを持っていれば簡単に調べられたのですが・・・ いよいよもってガラケーにしがみついているわけにもいかなくなってきたようです。 |
2017/04/17 | |
ささやかな駅の枯れ池・・・ |
2017/04/17 | |
塩狩駅・・・ |
2017/04/17 | |
次は新旭川駅へ向かいます・・・ 塩狩 1102 1205 レ 新旭川 1241 |
2017/04/17 | |
新旭川駅で下車・・・なぜこの駅で降りたかというと・・・ 行きがけに大変珍しい形態の、第三種甲車止めを見ていたからです。 通常Rにする部分を角に曲げています。 他にも同様のものが無いか探しましたが、この形態はここの一ヶ所のみのようでした。 |
2017/04/17 | |
新旭川駅舎・・・目的のものが撮れたので少し気分も回復・・・ 新旭川 1241 1332 レ 旭川 1339 1347 レ 納内 1406 |
2017/04/17 | |
当初、予定には無かった旧神居古潭(カムイコタン)駅へ向かいます・・・ 神居古潭駅は、1969年に線路付け替えのため廃止となった駅です・・・ 函館本線へ入って納内(おさむない)駅で下車・・・ プレートガーダーで橋梁部を外側から支えた跨線橋・・・ |
2017/04/17 | |
納内駅に併設された役場の出張所で、タクシーなど当たってもらいましたが、生憎出払っているようで・・・ それならバスはと調べて頂くと、丁度良い時間にありました。 バスの時刻表をコピーして頂き、道道沿いの納内バス停まで少し歩いて・・・ 納内 1406 1438 |バス 神居古潭 1446 |
2017/04/17 | |
「神居古潭神社前」の次のバス停「神居古潭」で下車・・・ (先のバス時刻表では省略されています) 空知中央バスをお見送り・・・ |
2017/04/17 | |
バス停から旭川方面へ少し歩いて・・・ 神居古潭駅へ通じる吊り橋まで来ると、なんと!非情にも通行止めで渡れません。 ここから見える赤い屋根の駅舎も窓が塞がれ、展示車両にも黄色のカバーが掛けられています。 少し来る時期が早すぎたようです・・・ 橋の袂には売店が在って、公開されるのは、ゴールデンウイーク頃からとのことでした。 なお、付け替えられた新線はこの奥に位置し、トンネルで通過します。 |
2017/04/17 | |
増水した川の激流を撮ってみますが、気力も萎えてなかなか良い表現も思いつかず・・・ ーアイヌ語地名表示板ー カムイ・コタン 神居古潭 Kamuy-kotan 神・村 舟が唯一の交通手段だった時代、両岸から奇岩怪石が迫る激流のこの地 は、神(カムイ)に祈りを捧げて通らなければならない所でした。 アイヌ民族にとっては、大地も水も火も動植物もすべてが神様を宿す存 在でしたが、通行人を苦しめる難所だったことから、ここでのカムイは魔 神(ニッケ・カムイ nitne-kamuy)を意味するという説も有力です。 旭川市教育委員会 |
2017/04/17 | |
止むをえません・・・帰りのバスまで待ちます・・・ 落胆の神居古潭での一時間半はとりわけ長かった・・・ これもスマホが在れば回避できたであろうトラブルでした・・・ 納内 1406 1438 |バス 神居古潭 1446 1619 |バス 納内 1627 1651 |
2017/04/17 | |
納内のバス停からJR納内駅まで、とぼとぼ歩いていくと、ふと目に着いたレンガ倉庫・・・ 大変良い佇まい・・・行きにも見ているはずですが、全く気付きませんでした・・・ |
2017/04/17 | |
納内 1651 レ 近文 1706 神居古潭での損失が悔しく、少しでも挽回しようと、性懲りもなく今度は、 以前から気になっていた近文(ちかぶみ)駅の古風な待合室を見学に・・・ |
2017/04/17 | |
屋根の無い跨線橋もあります・・・ |
2017/04/17 | |
その屋根のない跨線橋から・・・ 建物財産標の類は見当たりませんでしたが、 wikiによると明治後期に建てられたとされているようです・・・ |
2017/04/17 | |
出入口のコーナーの処理。美意識が感じられます・・・ 建設当初は、さぞ、可愛らしい建物だったことでしょう・・・ 近文は旭川駅の隣駅ですが、旭川到着を早めるため、 一旦、深川まで退いて、カムイ31号で旭川へ・・・ これで13分旭川到着が早まります・・・ 近文 1706 1740 レ 深川 1800 1806 レ カムイ31 旭川 1825 ところで、今夜の宿泊ホテルでの決済で、カードが保留扱いとなってしまい、 フロントの電話で本人確認をして、ようやくカード決済が下りるという珍事が・・・ この時は、一日、間をはさんで同じホテルを使用したので、 決済会社が、念のため確認したのだろうと呑気に考えていましたが・・・ 実は、この時点で何者かによる、カードの不正使用が進行中だったのです。 |
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