幾寅駅 (幌舞駅) | 不運続きの、おときゅう2017年早春、北海道4日目は、 季節外れの猛吹雪に襲われます・・・ |
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旭川からこの気動車で行きます・・・ 行先サボにはマイタウン列車ラベンダー富良野−旭川とあります。 旭川 539 レ 富良野 708 720 |
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途中、美瑛(びえい)駅の石造り駅舎・・・ |
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鯉のぼり・・・ |
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西中駅の簡素な待合室・・・ |
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富良野で乗り換え・・・珍しい東鹿越が入った行先サボ。 東鹿越駅は昨年の台風被害が無ければ、今年で廃駅となってしまうところでした。 しかし、新得~落合間の不通区間、また、恐らく信号閉塞区間の都合もあって、 急遽、富良野方面からの終着駅として復活してしまったという経緯があります。 しかしそれも、JR北海道が廃線の方針を打ち出したため、風前の灯となりつつあります。 富良野 708 720 レ 金山 751 |
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布部駅の木造倉庫・・・次の山部駅の木造倉庫と共通するものがあります |
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レンガ造り油庫の在る山部駅を一旦通過・・・ 冷たい雨が降っていて、通学生達が列車のドアが開くまで、 離れた駅舎の庇の下から動こうとしなっかたのが面白かった・・・ |
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下金山駅の神社を思わせる木造倉庫・・・ |
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金山駅で下車・・・右端にレンガ油庫・・・ |
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側線が在って、標準的な第3種甲車止めを見ることが出来ます・・・ |
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油庫近影・・・ 以前にも訪れていますが、今回は各部寸法を精密に計測します・・・ |
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扉の下部が破れているので中を覗いてみました・・・油類が保管されています・・・ 油庫としては珍しく、天井板が張ってあります・・・ 寒冷な気候と関係が在るのでしょうか? |
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ここで一旦、富良野方面へ引き返します・・・ 閑散路線での常套手段・・・スイッチバック・・・ 廃線がアナウンスされた区間ですが、 ホームには新たに砂利が敷き詰められ、よく整備されています・・・ 金山 751 922 レ 山部 938 |
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山部駅まで戻って下車・・・ 後で、南ふらの情報センターの売店のおじさんに教えて頂いたのですが、 踏切の右手に、元は古そうな転轍手小屋、若しくは踏切警手小屋が在るのに注意・・・ |
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山部駅のレンガ油庫近影・・・こちらの油庫も寸法を精密計測・・・ 金山の油庫との違いは扉右側の壁面の幅で山部の方が40mm広く・・・ 扉左面の幅は35mm広い・・・ 対して扉開口部は山部の方が55mm狭くなっています・・・ |
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奥行寸法は山部の方が10mm短い・・・ 雪が強くなってきました・・・ |
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再び東鹿越駅へ向かいます・・・ 山部 938 1129 レ 東鹿越 1200 |
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東鹿越では一転雪景色・・・ |
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結構風も強く、吹雪いています・・・ |
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東鹿越の駅舎・・・既にバスが待っていて5〜6人乗車・・・直ぐ出発します。 東鹿越 1200 1205 |代行バス 幾寅 1213 |
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取り残された気動車を振り返りつつ・・・ |
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踏切を渡ります・・・運転休止区間なので遮断悍が取り外されています・・・ |
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幾寅駅で下車・・・ 下りたのは当方一人・・・吹雪が強い・・・ |
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先ず目に付く、だるま食堂・・・ |
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駅周辺の建物は映画のセットです。 前日までは雪もなく、車もスノータイヤから普通タイヤに代えて・・・ という状況だったそうですが、一夜にしてこの有様。 すこし大袈裟かなと思うような耐寒装備で、出立したのですが、それが幸いしました。 これがもし軽装だったなら、行動不能に陥るところ・・・ ゴールデンウィーク前の北海道は、突発的な天候急変があり、まだまだ油断がならないそうです。 |
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今では数少なくなった腰折れ屋根の駅舎は、本物を古風に改修したロケセットです。 猛吹雪にさらされ、数枚撮影しては、暖を取るため駅舎に飛び込みを繰り返してました。 画像では寒さは伝わらないといいますが・・・表現できているでしょうか? |
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強風と寒さで、なかなか外へ出る勇気が湧きません・・・ |
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絞り・感度・シャッター速度など色々調整し、寒さを表現・・・ この日、北海道各地は大荒れの天気で、 電柱が倒れる被害が出たり、強風の新記録が出たりしたようです。 風上に向かって歩けない程の吹雪を始めて体験しました・・ 当日の天気概況はこちら・・・ |
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駅名標は映画での設定・・・幌舞となっています・・・ ところで今回からレンズプロテクターに撥水・防汚コーティングのEXUS(マルミ光機)を使用しています。 雪や水滴が付いても簡単に拭い取れ、 これまでの様に曇りや、水膜がこびりついて難儀するような事が、 全くなかったのは、幸いでした・・・ |
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本来の駅名、幾寅駅は片隅にちょこっと・・・ |
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駅舎内の展示・・・ ラッチは実際に撮影に使用されたものだそうです。 しかし、鉄道関係の展示は僅かで、目ぼしいものはほとんど在りません。 他は、映画関係や俳優の色紙が多数・・・映画界の闇や自己顕示欲の一端が垣間見えるようで、 カメラを向ける気にもなりませんでした・・・ |
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出札口付近・・・テレビのモニターからは・・・ |
この曲が繰り返し、ずっと流れていて・・・ 一人で待合室で聞いていると、 さすがに少々、気が滅入ってしまう・・・ 今回、人身事故はさておき、 九人の乙女の碑・塩狩峠と殉職関連の訪問が続いてしまいましたが、 そういえば、この映画も殉職ものだった事に気付き・・・ またもや背筋がゾッと・・・ |
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この寒さを表現できないものかと試行錯誤・・・ 気動車の展示もあるのですが、半分に切断されている上、本線と平行に置かれていないので、 どうにも違和感が・・・ある方は切断されている車体をグロテスクと言ってました。 不自然な感が漂うためか、意外に鉄道ファンには評判が悪いようです。 |
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時々車で見学者が訪れまして、 この荒天でゴルフを中止してやってきたという人も・・・ その人達に教えてもらったのですが、 映画撮影のために建てられた信号機ということです。 |
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ですが、高さが低すぎるように思います・・・ |
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それでも郵便ポストやらを配して・・・ なんとか救えないものかと試みる・・・ |
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腕木から下がるつららを・・・ |
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上写真から露出を落とし、大胆にトリミングしてみました・・・ いいかげん寒さにも耐えられなくなってきたので、南ふらの情報センターに退避・・・ 温かく売店などもあり、少しお話させて頂きました。 少々愚痴ってると、売店のおじちゃんが、 「あなたの撮影のために、神様が絶好のロケーションを用意して下さったのだよ・・・」 と慰めてくれましたが・・・ フォトジェニックな神様ではあるかも知れないけど、 一切、容赦が無い事は確かな様です・・・ この猛吹雪にも拘らず、ほとんど定刻にやってきた代行バス・・・ 幾寅駅を後にします・・・ |
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幾寅 1213 1453 |代行バス 東鹿越 1503 バスは列車の走っていない踏切を渡り・・・ |
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バスの車窓・・・木々は樹氷のように・・・ |
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東鹿越へ着いて・・・気動車に乗り込み落ち着きます・・・ バスと大して変わらないようにも思えるのですが、 この安心感はどこから来るものなのでしょう・・・ |
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十分の待ち時間で東鹿越駅を後にします・・・ 東鹿越 1503 1513 レ 滝川 1657 |
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帰りは根室本線経由・・・もちろん既に途中下車する気力もなく・・・ 赤平駅・・・この辺りで最も大きな駅・・・女子高生も風にあおられ・・・ |
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東滝川駅の第3種甲車止め・・・レールの曲げ方が普通と若干違うように思う・・・ |
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滝川に着いて跨線橋からの眺め・・・ 低地に来て風も少し収まってきたのかな・・・ 遠くの山々も青くくっきり。 |
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カムイ29号の進入・・・強風のためか少し遅れていましたが・・・ ここまで無事、行程をこなせただけでも幸いでした・・・ 今回の旅行で、最大の難所を越えたように思いましたが・・・ |
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凡庸を全て闇の中へ放り込めば・・・残るのは光だけ・・・ 滝川 1657 1722(5分遅延) レ カムイ29 旭川 1755 |
塩狩峠 へ戻る・・・ 次は・・・ 帰投 へ・・・未だ厄難は続きます・・・ 油庫リスト へ戻る |
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