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三河島 体調も落ち着いてきたので、青春18きっぷを利用して、
姫新線・津山線方面に行く予定を建てたところで、久々にヒガミちゃんからTEL・・・

うっかり旅程日を教えたりすると、
当日あれこれチャチャを入れてきて鬱陶しいので、
大まかな行程だけ伝えて、日にちを教えないでいたら、
台風襲来を願う楽しみが無くなっちゃうじゃん・・・
とうるさいので、仕方なく台風祈願のための予定表を送ってあげました。

どんだけ人の不幸が楽しみなんだろう・・・と感心する事しきり。
平安時代なら呪詛の罪で、検非違使に逮捕されてますな・・・
2024/07/22
当日、家を出ると赤い満月・・・早速、不吉な予感・・・

600 発 のぞみ99号 に乗るため、品川に着くと、
工事車両脱線の為、新幹線、午前中は運休とのことで、改札内にも入れない・・・
津山に行くことは断念し、青春18以外、全て切符を払い戻して家へ戻ります。
ヒガミちゃんの呪詛のおかげ?

結局、新幹線、終日運休となってしまいました。

しかし、ヒガミちゃん的には旅行中止より、
抑止に巻き込まれて車内に閉じ込められる方が楽しかったようです。


北柏 432 (青春18きっぷ)

西日暮里 509 513 (東京メトロの分¥180)

品川 540 648

上野 710 716

三河島 721

2024/07/22
青春18きっぷの一日目は、既に使い始めてしまったため、
そのまま帰るのも、もったいないので、三河島で下車。
すると機関車がウンウン轟音を上げて登って来るのが見えて・・・
鉄分が高まります。

2024/07/22
三河島駅の出入口は、東側に一つしか在りませんので、
西方へ向けて歩きます。
旧フレッシュひたちのリバイバル塗装。カラバリが増えていいですな。
写真の撮り甲斐もあるというものです。

2024/07/22
延々、コンクリ壁が続きます・・・

2024/07/22
三河島で降りた理由はこれ・・・
ガード下の構造見学!

2024/07/22
もちろんレイアウトの参考資料とします・・・
上の線路が日暮里への常磐線、下が田端へ向かう貨物線。

2024/07/22
木造建築で云うと筋交い部?
暗い桁下部も何やら楽しい・・・

2024/07/22
構造がコンパクトなので、レイアウトに取り入れ易いのです・・・

2024/07/22
色々と味のある形状をしています。

2024/07/22
なぜかこの橋脚だけ、クロスしたレーシング部がありません・・・


2024/07/22
ウェザリングの参考にも・・・

2024/07/22
時には電車も併せて・・・

2024/07/22
ここは三河島道踏切でした・・・

2024/07/22
三河島だけではつまらないので、弐郷半領猿又閘門というレンガ橋を見学に・・・
北綾瀬に向かいます。
途中、綾瀬駅0番線から綾瀬支線専用の電車。

三河島 811

北千住 816 820

綾瀬 823 829

北綾瀬 833 (東京メトロの分¥180)

2024/07/22
北綾瀬駅前。
綾瀬~北綾瀬はJRではないので¥180-払わないといけません。
ここから炎天下の中、途中マックへ退避したり、休み休み閘門橋へ向かいます。
この日は格別暑い日。

2024/07/22
4km程、北東方向へ炎天下の中歩いて、閘門橋(旧弐郷半領猿又閘門)
こうもんばし(きゅうにごうはんりょうさるまたこうもん)に辿り着きました。

リンク集にも収載頂いている、
きまぐれ旅写真館」さんに依ると、間違いだらけの説明板とのこと。
なにやら文字を削った跡まであります。
「きまぐれ旅写真館」さんの文面からは、間違った修景工事への怒りがヒシヒシと伝わってきます。
以下、現地説明板の内容。


閘門橋(こうもんばし)(明治四十二年完成)
閘門橋は、レンガ造アーチ橋としては、東京に現存する
■■■貴重
な橋です。
橋名の閘門というのは、水位~水流~水量等の調節用の堰のことを
いいます。
江戸時代(宝永年間)この辺りを、古利根川(現在・中川)小合川
現在の大場川、小合溜が入り込んだ、複雑な地形を有しており古利
根川の氾濫地域でありました。この古利根川と小合川の逆流を防ぎ、
水田の水源確保のため、さらに岩槻街道の流通路として閘門と橋が造
られと言われております。
現在の橋は、明治四十二年、弐郷半領用悪水路普通水利組合によっ
て「弐郷半領猿又閘門」としてレンガ造りアーチ橋が造られました。
その後、本橋は新大場川水門の完成により閘門としての役割を終え、
また隣接する葛三橋に車道を譲り、歩行者・自転車道に移り変わりま
した。
この改修に当たって、レンガのアーチ部分は原型のままとし、橋面
上の修景にとどめました。アーチの橋脚部のブロンズ像は、荒れ狂う
風雨と必死に闘いながら閘門の堰板を差し込んでいる姿です。
閘門橋は、こうした人々の水との生活史を今に伝えるものです。
平成二年三月 東京都


※ ■■■ は、”唯一の” である事が削った跡からも判ります。
「きまぐれ旅写真館」さんの指摘を受けて直したのかな?


2024/07/22
閘門橋の鋳鉄製欄干。


2024/07/22
バルコニー風の奥に、こちらからだと三連に見えるアーチ橋。
手前に見える一径間のアーチは、後年追加されたもので、内部はコンクリ。


2024/07/22
レンガの美しい橋ですが、あまりよく観察できるところは無いようです。
こちらから見るとアーチは三径間に見えますが・・・


2024/07/22
反対側から見るとアーチは五径間あります。

中央のアーチは、巻きの一層目だけが焼過ぎレンガ。
半円形に突出した堰柱に設けられた溝に、堰板を差し入れる仕掛け。

2024/07/22
後に追加されたブロンズ像。

欄干下のレンガ四段目までは長手積みで、その下は英国積み。
様式を無視した追加の修景工事が、そこここに見られるそうです。


2024/07/22
他にも、素人目にもここはおかしいんでないの?というような構造が散見されるのは残念。
折角の貴重な遺産、このような暴挙は止めてほしい。

その上、暑くて死にそうですが、
帰りは、たまたま金町駅行きのバスに乗ることが出来、助かった~

水元五丁目/京成バス 1135

金町駅/京成バス 1150 

2024/07/22
バスの冷房に当って、無事、金町駅に辿り着き・・・


2024/07/22
以前から気になっていた、金町駅ホームから見える、第一種車止めの変形?・・・

なんとか熱中症で倒れずに、家へたどり着きました。
これからは地球温暖化が、ますます進行し、
夏は、旅行もままならない時代が到来してしまうんでしょうな・・・

金町 1155

北柏 1217


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