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 3・中国 大連 

中国3日目は旧南満州鉄道の足跡をたどりながら大連を観光します。
後で知ったことですが、丁度このとき北朝鮮のキム・ジョンイル総書記も大連を訪れていました。

2010/05/03
上野駅を模したと云われる大連駅。上野駅よりかなり大きいです。さすがは満鉄・・・
そういえば未だ上野駅の写真を撮っていませんでした。

駅構内。

照明の詳細。

旧日本橋から望む客車ヤード。青い衝立が見えますが後から考えると、
キム・ジョンイルの特別列車を留置する線だったのではないでしょうか?

同じく旧日本橋から旧ロシア人街方面を望む。正面は大連芸術展覧館。
右の3人組は面白いので入れてみました。

旧ロシア人街は正面は綺麗にしていますが、少し脇道に入るとスラム化し、すえた臭いが漂い、ご覧のようなありさまです。
しかし、改修すれば、例えば日本の明治村のような形で十分観光資源としても活用可能と思われるのですが、
まもなく全て取り壊され再開発されてしまうそうです。
今の中国は古い物や歴史遺産にあまり価値を見い出してはいないようです。

ロシア人街の一番奥にある旧大連自然博物館。幸いこちらは保存が決まっているそうです。

昼食ですな。



旧満鉄本社。現在は満鉄関係の博物館となっています。

旧満鉄本社のロビー。

廊下。

階段の風景。写真や満鉄時代の品々を陳列した部屋は撮影禁止でした。
そのとき説明員から満鉄の流線型機関車ダブサ型(軸配置B2B)は実は蒸気機関車そっくりの内燃機関車だったと聞き、
へえーそうだったんだ間違って覚えていた!と、うっかりその場では納得してしまいましたが、
日本に帰ってきてネットでいくら調べても、そのような記述には出会いませんでした。



古い物大好きな我々は市電の撮影に移る。

古い電車は全て日本製です。

リベットがよろしいですな。

行き先表示灯はLED化されています。

大連には市電が201系統と202系統の2路線が在りますが
現在、古い電車が残っているのは、この201系統のみだそうです。

室内の手摺や天井灯。釣掛モータの音はマニアには堪えられないでしょうな。

新型の電車にも乗ってみましたが、さすがに加減速の滑らかさや乗り心地など良かったです。

終点のあたりで。新築のマンションを背景に。

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