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大森貝塚 ヒガミちゃんの、油庫発見情報にはいつもフカされてきましたが、今度は大森〜蒲田間で見たとのこと。
青春18きっぷの一枚を使って正体を確かめに・・・今度こそ大発見に繋がるか?

2019/07/22
ちなみにヒガミちゃんは、当方が近距離で無駄に18切符を使うのが、いたく気に入らないようです・・・

先ず、大森油庫探索の前に、御茶ノ水の某大学附属歯科病院に寄って、
可愛らしくも危なっかしい新米研修中?の女医さんに、スリリングな歯科治療を受けてから、
GPS情報をたよりに市ヶ谷の油庫へ・・・地上からの接近を試みる・・・
ちなみに治療から2時間もしないうちに、詰め物が取れた・・・

写真は四谷駅で降りて市ヶ谷方面への途中。
総武線と中央線が併走、立体交差している区間です。
コンクリですが、殺風景をいくらかでも相殺しようと、ささやかな装飾が好ましい。
レイアウトにも導入したいと思うところ・・・

北柏

御茶ノ水

四谷

2019/07/22
コンクリの擁壁部・・・耐震補強のパイルが打ち込まれています・・・
最近はレンガの擁壁にもパイルが打ち込まれたり、
折角の美しい石垣が、上からそっくり新しいコンクリで覆われたりと、
美観を害する事、大・・・早めに撮影しておかねば・・・

2019/07/22
雑草に埋もれた四谷〜市ヶ谷の油庫・・・線路沿いの公園から。この角度が精一杯です。
雑草の無い冬に再チャレンジするとしましょう。
以前、車中から撮影した状況は こちら

2019/07/22
四谷駅へ戻って。ウィーンのカールスプラッツ旧駅舎に似ていますな・・・
この後、渋谷109の隣にできた、IMON鉄道模型渋谷店と、東急ハンズに寄ってから、大森へ・・・

四谷

渋谷

大森

2019/07/22
大森で下車・・・途中でC5766を少し見学・・・

2019/07/22
今でも動輪が動きます・・・

2019/07/22
大森駅から800m程歩いて、油庫の見えるところまでたどり着きました。
妻に「工」の文字の跡がうっすらと残っています・・・
長年の経過で少し傾いています。

2019/07/22
模型化のために寸法を割り出します。
カメラから被写体まで、google earthで約15m、
レンズの焦点距離135mm、撮像素子幅23.5mm、
油庫平面が正方形と仮定して、撮影角度の修正も行い、計算すると・・・
油庫の最大幅は約2m・・・

なお、この写真だけ、歪曲収差補正等は行っていません。

2019/07/22
全体に、四谷〜市ヶ谷の油庫に似ていますが、
丸屋根下にコーニス?が付加されたり、一部に微妙な丸みなどがあります。
細かいところは、現場の作業者に任されていた部分もあるのでしょう・・・

2019/07/22
線路の反対側へ渡って・・・

2019/07/22
落書きはさておいて・・・列注の文字も・・・
扉にクロスに打たれたリベットなども、四谷〜市ヶ谷のものに酷似しています・・・

2019/07/22
扉の反対側の小窓は、四谷〜市ヶ谷のものにも在るのかどうか判りません・・・
金網越しに撮っていますので、網の影が映っているのはご勘弁。
このような時に威力を発揮する PENTAX QS1 も持ってくるべきでした。

2019/07/22
駅へ戻って・・・日本考古学発祥の地の碑
ここ大森はモース博士が大森貝塚を発見したところだそうです・・・
今回の油庫発見は、灯台元暗し・・・油庫愛好家的にも大発見ですな。

日本考古学発祥の地
E.S モース発掘百周年記念建立
アメリカの動物学者モース博士が1877
(明治10年)横浜より新橋へ向う汽車の窓から大森
貝塚を発見し これが契機となって日本の考古学が
発達しました このブロンズは当貝塚出土の土器を
約2倍に拡大したものです。
1979年12月
東京大森ロータリークラブ
東京大森ライオンズクラブ
東京都大森貝塚保存会

2019/07/22
切符を有効利用しないとヒガミちゃんがうるさいので、
(その実、自分の切符消費に付き合わせる方便だったりする・・・)
さらに横浜のIMON鉄道模型店へ・・・
IMON渋谷店で調達できなかった部品を補うため・・・
車中からも油庫を撮る・・・大分埋もれていますな・・・

大森

横浜

北柏

写真提供:ヒガミちゃん 1976 以前?
ちなみに ヒガミちゃんが大井町〜品川間で撮っていた写真・・・
同様の油庫が写っています。昔は各駅間に在ったのかも知れません。
どのような用途の油類を保管していたのでしょうか?
撮影時期は、「あまぎが157系の頃だから昭和51年より前だと思う」との事。


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