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小野新町駅・神俣駅 ストラクチャー製作で、昌平橋駅を調べていたのですが、ホーム上屋や待合所の
軒飾りが、磐越東線・小野新町駅のものと似ていることに気が付き・・・

青春18きっぷの消費もしなければならないので、
隣駅の神俣駅と併せて調査に向かいました・・・

本日の予定

北柏 525

我孫子 529 543

水戸 658 728

郡山 1050 1117

小野新町 1209 1257

神俣 1303 1408

いわき 1500 1507

水戸 1641 1706

我孫子 1836 1846

北柏 1849
2024/09/04
水戸駅にて・・・
水郡線経由で一旦、郡山へ抜け、西側から磐越東線へ入ります。

北柏発の場合、いわき経由で東側から直接、磐越東線へ入るより
二時間以上早く、小野新町駅に着くことができます。
いわき~小野新町間に列車本数が少ない為、このような事になってしまいます。

水戸 658 728

郡山 1050

2024/09/04
意外にも沈下橋がありました・・・下小川駅付近。
カメラがGPSデータを記録していてくれるので、常に場所を把握できます。



2024/09/04
西金駅の待合所・・・
いつかここも訪れたい。



2024/09/04
今も残る、常陸大子駅の木造詰所・・・



2024/09/04
同じく常陸大子駅構内の転車台。



2024/09/04
東舘駅の木造駅舎・・・
ここは訪れた記録はあるのですが、記憶にありません。



2024/09/04
郡山駅着・・・
風格がある駅名表。



2024/09/04
今なお広大な駅構内。
線路が多数並ぶ駅構内もあまり見なくなりました。



2024/09/04
跨線橋は、プレートガーダーの中に通路を設けたもの・・・



2024/09/04
気動車・・・



2024/09/04
転車台も健在でした・・・
牽引機はいつ見ても少し傾いていますな。



2024/09/04
これで、磐越東線へ・・・

郡山 1050 1117

小野新町 1209

2024/09/04
葛(クズ)に絡まれる磐城常葉の駅名表・・・



2024/09/04
大越駅の待合所・・・
これから訪問する、小野新町や神俣の待合所に似ていますが、
軒飾りが付いていません。
方杖が優美な曲線を描いています。



2024/09/04
神俣~小野新町駅のトンネル・・・



2024/09/04
小野新町駅に着いて・・・
待合所の軒飾り。



2024/09/04
待合室内には木製のベンチが残っています。
座面の奥行が、大分小さいのが歴史の証。



2024/09/04
梁の構造
中央の柱(キングポスト・真束)が無い構造。
クイーンポストトラスに類似。



2024/09/04
優美な曲線を描く方杖。

2024/09/04
構外から。
軒飾りは一部、欠落しています・・・
右手前の方杖も破損したのか、直線的なものに代えられています。



2024/09/04
駅構外から見る風景・・・
軒飾りの意匠は妻面と平面(ひらめん)とで異なっています。



2024/09/04
軒飾り拡大・・・穴の部分が角。
小野新町駅は1915年(大正4年)の開業です。
昌平橋駅(1908年・明治41年開業)の軒飾りに似ているように思われます。
昌平橋駅の方は、穴の部分が丸に見えます。
時期的にそれほど離れていないので、関連があるのかも知れません。



Wikipedia 昌平橋駅 (2024/08/10 18:41版) から引用 1908/04
昌平橋駅ホーム上屋の軒飾り


2024/09/04
小野新町駅 駅本屋・・・



2024/09/04
神俣駅へ引き返します・・・
が、途中、特殊信号発光機の点滅で非常制動。
色々、起きますな・・・


小野新町 1209 1257
レ踏切障害のため7分遅れ
神俣 1303(遅着1310)

2024/09/04
車両は点滅する特殊信号発光機まで進んで一旦停車。
付近には誰もおらず、非常ボタンが押された様子もありませんでした。
七分程停車して、神俣駅へ進行・・・



2024/09/04
神俣駅で見送って・・・



2024/09/04
神俣駅の待合所。



2024/09/04
軒飾りは半円形で、妻面と平面とで大体同じです。
破損もほとんど見られません。

幕上に矢形に加工された羽目板が使われており、
なんとも英国風なところが素晴らしい。



2024/09/04
残念ながら、椅子は、つまらないものに代えられています。



2024/09/04
梁の構造は、小野新町駅のものと同一です・・・



2024/09/04
凝った水場が設けられています・・・



2024/09/04
構外から・・・
雨樋は後で追加されたものと思われます。
こちらは、材料が良かったのか、軒飾り、方杖とも破損が少ないです。



2024/09/04
付近の跨線橋から・・・
腰板は後年の改修と思われます。



2024/09/04
実に優雅な佇まいの英国風待合所ですな・・・
英国レイアウトに憧れを抱いている当局としては、旧復して模型化したいものです。
もちろん主要寸法は測っておきました。



2024/09/04
軒飾りと矢形の羽目板・・・



2024/09/04
軒飾りを裏から。



2024/09/04
軒飾りと方杖・・・



2024/09/04
駅前の様子・・・
植え込みが対称的に残っています。
どんな駅本屋だったのでしょう?



2024/09/04
いわき駅へ向かいます・・・
先程の踏切支障の影響が拡大したのか、18分遅れてます。

神俣 1303 1408(遅発1426)

いわき 1500(遅着1510)

2024/09/04
サミットにある事が分かるトンネル。

2024/09/04
夏井~川前間のトンネル・・・
スプリングラインより下は切り石積み、上はレンガ積み。



2024/09/04
川前~江田間のトンネル・・・

2024/09/04
20パーミルの勾配標。



2024/09/04
江田駅の待合所・・・



2024/09/04
江田~小川郷間のトンネル
磐越東線のトンネルポータルはどれもこの様な、共通のデザイン



2024/09/04
小川郷駅の待合所。



2024/09/04
赤井駅の待合所・・・



2024/09/04
いわき駅到着直前の稲荷山トンネル。
架線を張る事を想定していたのか、高さが高い。



2024/09/04
いわき駅に到着・・・
水戸行きの電車は待っていてくれました。

いわき 1500(遅着1510) 1507(遅発1517)

水戸 1641(遅着1649) 1706

我孫子 1836 1846

北柏 1849

2024/09/04
水戸駅で見るリバイバルカラーのE657系・・・



2024/09/04
少々のトラブルには遭ったものの、今日も無事、北柏へたどり着きました・・・
今回は、レイアウト製作において重要な示唆が得られた一日でした。




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