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旋盤の 芯押し台 芯押し台の奥行き方向の精度が悪いと、円柱に切削したつもりが、少し円錐になって
しまいます・・・プロ機には簡単に調整できる機構が備わっていますが・・・

2019/04/29
生憎、ミニ旋盤には、そのような殊勝なものはありません。
芯押し台の基準面の状態。目で見ても判るぐらいの粗い仕上げ・・・
おまけに主軸ベッドに乗せたときにガタつきます。
その割にはなぜか切削精度は悪くなく、
円柱を切削したときの両端の直径差は3/100mmぐらい。
見かけの数値さえクリアできれば良いということでしょうか?

なお、芯押し台の高さそのものの若干のズレは、それほど問題とはならず、
それよりもバイトの先端から材料の回転中心までの水平距離を、
一定に保つ事の方が重要です。

2019/04/29
慎重にセッティングしてフライス盤で1.5mm程削ります。傾斜万力で45°に支持。
きれいな切削面・・・やはり工作機械はこうでなくては・・・

2019/04/29
シムとなる真鍮アングル材を取り付け。
その取り付けビスは主軸ベッドにギリギリ当たらない位置にあります・・・
矢印の側の面は、真鍮アングル材の付いている側に対して0.1mmほどネジレていて、
それがガタツキの原因になっていました。
こちらもフライス盤で僅かに切削して直しました。
ミニ旋盤を使い倒すには、フライス盤が必要ということですな・・・

2019/04/29
切削した底面と平行に、上面も切削して面を出しておきます。
後で再切削・再調整が必要となった時、基準面とする為です。
このような加工を行うと、材料表面の応力が開放され、
全体の精度・バランスが変化する事があるので、
次の微調整を行う前に行っておく必要があります。

2019/04/29
デジタルノギスで厚みを測定しつつ、定板の上に敷いたサンドペーパーで、シム厚みを微調整。
真鍮棒を試削し、円筒に切削できるか確認します。
シムが薄くなると芯押し台が手前に倒れるので、加工物の芯押し台側の直径が小さくなります。

2019/04/29
1個目は削りすぎて失敗したので、シムを始めから作り直し・・・

2019/05/05
追加工した芯押し台を使って、真鍮棒を試験切削・・・色々苦労して、
デジタルノギスの測定限界 1/100mmの精度で、両端の径が一致するようになると、
その日、一日は良い気分・・・

しかし、あまり精度の良くなさそうな回転センターを使って、
その精度が出るのも、少し不思議な気がします・・・

2019/05/05
そこで・・・
ダイヤルゲージで回転センターそのもののフレを見ているところ・・・
チャチな作りの回転センターは、偏芯していて取り付け角度方向を一定にしないと、
精度が保てないことが判りました。
なので取り付け角度マーキングを施して対処する事に・・・

始めに、これをやれよ! との声が聞こえてきそう・・・

2019/05/06
回転センター上に黄色のマーキング・・・
真鍮棒を切削して両端の直径差を見ます。


ジブ調整窓 設置場所が狭い・・・腰痛持ちなので、重い工作機械は扱えない・・・等の理由で、
ミニ旋盤を購入したのですが、切削中、突然切削痕が乱れ始め・・・

2019/04/30
調べてみるとクロススライドが、ガタついていました。
主軸ベッドとのジブ(所謂カミソリ)が緩んでいるようなので、再調整することに・・・
そこで、旋盤上下を分解すること無く、
下側から調整できるようメンテナンス窓を開けることにしました。

写真はジブにアクセスできる位置に、ドリルでメンテナンス窓を開け始めたところ・・・
鉄板の板厚が3mmもあるので電気ドリルでも大変・・・

2019/04/30
ジグソーに鉄工用ブレードを付けてようやく穴明け完了・・・
切子が入らないよう、電子基板やモーターの窓にはマスキングテープを貼っています。
穴はきれいに仕上げたいところですが、板厚も厚いので早々に諦め・・・

2019/04/30
再び上下を合体させて、梁の隙間から慎重にジブ調整・・・
ジブは六角ボルトで、鉄板の小片をベッドに押し付ける構造になっています。
六角ボルトには、試しにスプリングワッシャーを入れてみました。
隣のマイナスネジは押さえ量を制限するストッパー

というわけで、ようやく所期の性能を回復しました・・・
それにしても、旋盤にとって最も大事なジブ調整すら簡単にできないとは、
さすがはドラゴンツール・・・期待を裏切りません・・・

追記・・・後に上面からジブ調整可能な往復台を製作したので、
この追加工は意味のないものになってしまいました・・・


ジグソー へ戻る・・・  次は 旋盤のDRO へ・・・

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