無軸鉄道模型_top

 ドリルチャックアーバー Drill chuck arbor
 フライス盤付属品のドリルチャックアーバーの振れが思いの他、酷く、
 当方で三爪を研磨してもあまり改善せず、センタードリルの揉みつけにも・・・

2021/10/18
不自由するので、チャックをYUKIWA製に交換しました。
(写真 MT2 テーパーが付いている方がYUKIWA製)
 チャック側テーパーがジャコブステーパ MT.NO.1Sだったため 型番:M8MG というものを購入。
下の楔(くさび)型治具を製作し、旧チャックとテーパーとの間に叩き込んで外しました。
精度はもちろん、チャックの開閉が驚くほどスムーズで、
さすが国産トップメーカー製は素晴らしいです。


 精密マシンバイス Precision machine vise
 当方、廉価品を魔改造したりで、先輩諸氏のように高価な機械を保有している訳ではありませんが、
 唯一、精密マシンバイスだけは、プロ用の高精度品を使っています。

型番:NP30(日本オートマチックマシン)で、小型旋盤が買えるくらいの値段ですが、
各面、研磨仕上げされており、直角・平行も出ているので、何かと使い易すく、
当鉄道においては必須といっても良いくらいの工具です。
(平行度 2μm/100mm以内 直角度 5μm/100mm以内)

写真のような無理な使い方をしても、平行を保ち片締りになることがありません。
口金を閉じると、合わせ目が判らなくなるくらいの精度があります。
同一サイズで2台在ると、写真の様に組み合わせて使えるので便利です。

今では、同等精度で廉価な海外製が入手できると思います。
写真上に見えているのは、YUKIWA製に交換したチャックです・・・


 パラレルブロック Parallel Block
高さ10・11mmのパラレルブロックを自作します。

 
2024/08/02
主にフライス加工に使用する、長さ70mmの小型パラレルブロックですが、
当局では、高さ6・9・12・15と3mm間隔で揃えていました。
しかし 10・11mmが必要な局面が多々あり、
廉価品も見当たらないことから、鉄フラットバーから自作しました。
手前に出ているのが、自作した高さ10・11のパラレルブロック。
やはり、表面仕上げの精度など、市販品には及びませんでした・・・
左から高さ 6・9・10・11・12・15mm。
これ以上、細かい高さが必要な時は、スケイタを組み合わせます。


パラレルブロックの製作手順です。
パラレルブロックと云うくらいですから、両辺の平行は重要です。

正式には研削盤を用いて製作しますが、
当然、持っていないので、フライス切削で簡易的に製作します。
以下、平行度を最大限確保する製作法です。

先ず、手前側の辺をエンドミルの側面削りで仕上げます。


エンドミルを待避させて、手前側から押さえ金具で押さえます。
僅かでも、ワークを動かさないように!


向こう側の押さえ金具を取り除きます。
セッティング変更の間、ワークが動かない様、
常にいずれかの押さえ金具で、固定されている様に・・・


手前側からワークをしっかり押さえ、
よく調整した、デジタルノギスで測りつつ、
向こう側の辺を、所定の寸法に仕上げます。
これで、フライステーブルの動きが正常であれば、自ずと両辺の平行は出るはずです。

各嶺をC面取り機で仕上げ、
最後に、デジタルノギスで寸法を再度確認して終了です。



 レッグ・クランプ Leg Clamp
マシンバイス用のレッグ・クランプを自作しました。

 
2024/08/02
 
これまでマシンバイスの固定は、
写真のような、ステップブロックを使用していましたが
幅を取り、他と干渉する場合もあるので・・・


このような専用クランプを製作しました。
材料は S45C フラットバーを使用しました。

参考図面です。




 絵の具棚 Paint rack
アクリルガッシュ用の棚を製作しました。

2023/07/07
アクリルガッシュですが、目的の色を取り出すのに、
絵の具箱の中を探し回る事が多くなり、非効率この上ないので、ラックを製作しました。
色番号順に並べたので、探し易くなりました。
ラックに収納できるのは、最大116本までで、今のところ茶系統が多く揃っています。

ちなみに、ターナーアクリルガッシュは、全部で221色以上あるので、
全色揃えたら、とても収まり切れません・・・

Φ18の穴に、チューブのキャップを差し込んで固定する様しました・・・

Φ18の穴開けは、ボアビットと称するキリを用いました。
刃が対称に2枚在るので、先ブレしにくく正確な径が開けられます。


この頁のURL   http://musikfest.ran-maru.net/OJQ015.html

Return to 継電連動盤 ・・・  next 旋盤・コレット ・・・

Return to top of page

無軸鉄道模型_top