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 断熱材工事 Heat insulating material installation work
 小屋裏はこれまでにも換気扇設置など高温対策を施してきましたが、それでも真夏の日中は耐え難い暑さとなります・・・

上図は、小屋裏が外気に比べてどれくらい高温になるかを確認するため、
小屋裏の最高気温と外気の最高気温の差を、8/18〜9/29まで毎日プロットしたもの・・・
換気扇はON/OFF装置により26℃以上の高温になると作動する設定です。
外気の最高気温が33℃の日、小屋裏はそれより10.3℃も高く、もう少し温度上昇を抑えたいところです・・・

そこで色々検討した結果、アルミ断熱シートを張ることにしました・・・
効果は今年の夏に確認する予定です・・・

2016/01/01
先ず作業がやりにくい、軒先に近い箇所からシートの張りつけを始めます・・・
元旦早々、一体何をやっているんでしょう?・・・

2016/01/05
母屋(モヤ)材の上側に、断熱シートの継ぎ目となる部分がきます・・・
そこに継ぎ目隠しのシートを張り終わったところ・・・

2016/01/05
所定の寸法に予め裁断した断熱シートを端からタッカーで止めていきます・・・

2016/01/05
アルミシートは奥田材木店 扱いの ULTRA NT BARRIER rFOIL 厚み0.3mm
というものをネットで購入 1.22m×38mのロールを 3本強使用しました・・・

百均に、似たようなシートが廉価に販売されていますが、
万一引火した場合、燃え広がり易く防火上問題があります。

2016/01/05
断熱の原理ですが、
シート自体は薄いので、シートそのものに熱伝導を妨げる効果はあまりありませんが、

遠赤外線領域の反射率が高い(0.96)ことで、外からの遠赤外線(熱線)を効率よく反射します・・・
一方、 反射率(0.96)+放射率(0.04)=1  の関係から、放射率が小さいため、
たとえシートが高温になったとしても、シート自体からの熱輻射を大幅に低減できるというものです・・・

2016/01/05
冬場の隙間風を防ぐため、切妻の方まで張り込んで終了です・・・

2016/03/26
タッカーは高儀GISUKEパワーハンディタッカーPWHT-100というものを使用・・・
天井に向けて打ち込むと自然にロックが掛かってしまい作業効率が大幅に低下してしまうので、
ロック機構を取り除く改造を施しました・・・
使用した針は計1万本近くにも達しましたが、打ち損じは極くわずかでした・・・
打ち込み強さは最弱にして後でハンマーで追い打ちをしました・・・そうしないと手が疲れます・・・

2016/02/10
一部は写真のように処理しました・・・
三角形のコマを作り・・・

2016/02/10
垂木(たるき)と母屋材との隙間を埋めます・・・

2014/03/22
アルミシートを張り込んだところ・・・

2015/02/21
母屋材には、これまでにもさんざん頭をぶつけたので・・・
緩衝材として、母屋材下側にエアキャップを張り・・・

2015/02/21
アルミシートで覆ってしまいました・・・
この場合断熱とは関係ありませんがネ・・・

2016/02/29
母屋材を継いでいる部分は、金具でさらに補強してからアルミシートで包みました・・・

2016/03/06
野地板への張り込みは終了・・・
母屋材も手前はアルミシートで包み終わっています・・・

2016/03/13
二番目の母屋材にエアキャップを張ったところ・・・
雑然としているのはご勘弁を・・・

2016/03/26
全ての野地板・垂木と母屋材にアルミ断熱シートを張り終わったところ・・・
断熱の効果は未だはっきりしませんが、野地板からの輻射熱は大幅に減っている感じがします・・・
その他にも照明の効率が良くなったのは勿論の事、
天井が明るく銀色になったことで、スッキリ圧迫感が無くなりました・・・

さて、断熱の効果ですが、床面温度と体感温度では実感があるものの、
床上1.8mの空気温度で比較すると、
それほど効果が表れていないという意外な結果・・・

床面温度や遠赤外線の強度で比較していれば、
計測でも効果が実証された思われますが、
今更、断熱材を剥がして再計測という訳にもいかず、
測定による実証は幻に・・・



2021/10/19
後日、垂木(たるき)のリブや母屋材が鬱陶しいため、
写真のように垂木の下に断熱シートを一枚追加しました・・・
皺が目立ちますが・・・
いずれ、他の方法でやり直すつもりです。


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