無軸鉄道模型_top
路盤の敷設
Roadbed laying
いよいよ路盤の敷設です・・・今までは大工仕事でしたが
少しは鉄道模型工作らしくなってきた???・・・いえいえまだまだです・・・

2014/02/23
南側は箱型の路盤とします・・・材料は桐集成材・・・

2014/02/27
カーブ部を接着組み立てているところ・・・

 2014/03/02
カーブ側の裏面・・・

このようにブロックに分けることで、夏場の高温時などには、
当該ブロックを涼しい階下に運んで、作業を継続できます。
いわゆるブロック工法ですな・・・

2014/03/03
直線部に強度不足が判明し、補強を接着・・・右手にはふなっしーの座椅子・・・

2014/04/14
東側の高架を仮設・・・

2014/04/14
ストロボを焚いてみる・・・
未だ照明が整備されていません・・・

2014/06/11
スイッチバック駅部の路盤となる箱を作っているところ・・・
上下、逆さまの状態です。
少ない本数のハタガネで接着固定するため、添木を併用しています・・・

2022/02/09
寒いので・・・スイッチバック駅モジュールを、
ストーブの在る居間(下界とも云う)に運び込んで、作業しているところ・・・
枕木は桧棒を接着、レールはガラレールをスパイクしています。


1×4材による路盤の製作方法。
写真のようにカットします・・・
曲線は一周を24分割ぐらいがちょうど良いようです・・・

ただ、元の材に単一方向のねじれが在ると、どのように組み合わせても、
ねじれを打ち消し合うことはできず、
最終的に、ねじれた路盤が出来てしまいますから、注意してください。

この辺りはトポロジーの面白いところ・・・

2014/12/27
次に、所定の寸法にカットした路盤に・・・

2014/12/27
穴あけ治具をC型クランプで固定・・・
治具はセンター位置が判る様、菱形の窓を開けています。

2014/12/27
電気ドリルで穴あけ・・・キリは黄色にマーキングして所定の深さが判るようにしています・・・

ドリルの下には適切な高さにカットした角材を枕にして、キリが水平に入るようにします・・・

2014/12/27
接合部を強く圧着するために、写真のような治具を作りました・・・
φ19のステンレスパイプをレールに、硬いカリンやメープルの端材で移動コマを製作。

2014/12/27
路盤にφ6mmダボを接着・・・

2014/12/27
端面に木工ボンドを塗布して組み立て・・・C型クランプで治具に固定・・・
さらに、移動コマの両端にハタガネをセットし、徐々に締め上げていきます・・・

木工ボンドがムニュとはみ出て圧着完了・・・はみ出た木工ボンドをふき取り、
スケールで角度や縦曲線が出来ていない事をチェックしたら、
このまま一日放置して乾燥・硬化を待ちます・・・

強く圧着することで、強固な路盤ができあがります。

2015/10/01
ところで路盤がこのままではカーブがカクカクしていて実感的ではありませんので・・・

2015/10/24
端を曲線に切り落とします・・・曲線のケガキには塩ビ板で自作した曲線定規を使用しました・・・
曲線定規用の大曲線を作図するには、三角関数の知識があると、次式で簡単に描けます・・・


図のように変数をおくと、次式が成立します・・・
θ=sin-1(X/R) ・・・@
Y=R・(1-cosθ) ・・・A

A式に@式を代入しθを消去。
Y=R・(1-cos(sin-1(X/R))) ・・・B
これで R:曲線半径 と X:曲線起点からの距離 が決まれば、Y:基準線からの偏倚量 が求まります。

3平方の定理を使っても解けます。
X2+(R-Y)2=R2 より
Y2-2RY+X2=0 ・・・C
2次方程式の解の公式を使って
Y=(2R±√(4R2-4X2))/2
=R±√(R2-X2) ・・・D
ここで、R>Y 側が欲しいので符号はマイナス側を採り、
Y=R-√(R2-X2) ・・・E

こちらの方が簡単ですな・・・

上式をエクセルで計算し、塩ビ板で自作した曲線定規の数々・・・

2018/05/29
線路中心線は、PCを傍に置いて、
計算結果を見ながら、直接路盤にケガく事も・・・
(左の定規の先のカーブをケガいてます)


2015/10/24
路盤製作の話に戻って・・・
ルーターで道床の肩となる部分を落とします・・・

2015/10/05
1×4材から14.5mm×19mmの角材を切り出し、
カーブに添って曲げやすいように切り込みを入れ・・・

2015/10/07
路盤の両サイドに接着します・・・この部分が犬走りとなります・・・
実物の路盤の形状は土工定規というもので寸法が決められています・・・

2015/08/11 作図
市販のフレキレール使用を前提に、甲線の土工定規を参考にして寸法を決定・・・

2015/09/27
時には多数のハタガネやクランプを動員して接着・・・
分岐部分(信号所)の製作風景・・・

2016/04/29
きれいなSカーブになりました・・・
左奥が先の写真の分岐部分です・・・

2023/06/09
駅付近は箱型の路盤としています。
スケールの自作分岐器敷設が進んだ、中間駅モジュール。
バラスト撒きはこれから・・・

左の側線は37kg軌条、右の本線は50kg軌条です。
右端は安全側線とその遷移分岐器。




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